生駒支部あかりセミナー 第1回照明計画編
投稿日:2008年11月09日日曜日 14時36分56秒
投稿者:IkomaAsibu カテゴリー: General
第1回「照明計画編」 生駒市コミュニティーセンター
平成20年10月3日(金)18:30~20:00
講師:大光電機株式会社 経営戦略室広報部長 中尾晋也氏
人類とあかりの歴史は火を扱うことによって獲得したヒトの特権により始まった。しかしながら太陽の光と人の心理や生理は切っても切り離すことができないものである。日本には春夏秋冬があり気候とあわせて四季折々のあかりを楽しむことができる。ロンドンやパリの緯度は日本で言えばずっと北に位置する。太陽も年中低い位置にある。北欧の照明器具は、それぞれその地の日照時間や自然光の色温度などを参考にしてつくられ、器具の形状や取り付ける位置、色合いや光源の違いになったのだ。ヨーロッパの人たちはそのような生活環境のため、あかりを壁に取り付けた。蛍光灯のようなまぶしいあかりを天井にはつけない、ましてや光源をむき出しにして使わないのである。
バス好きはほとんど趣味の域をこえて、生活の一部になっているようだった。その昔ロンドンを走っていた二階建ての赤いバスが現在、世界のどこで走っているのか。ある二台をのぞいて把握しておられることを聞いて参った。新築されたおうちはさしずめバス博物館。壁にニッチを設け、そこがショーケースになっており、衣替えをするように展示するミニチュアモデルバスも入れ替えるそうだ。階段の側面はひな壇になった収納があり、その引き出しの面材はバスの形状になっている。このバス好きが高じてバスの趣味の会(ごめんなさい正式名わすれました。)の会長をなさっておられる。セミナー導入での中尾氏の人となりの一部である。いつ本題に入られるのかハラハラだった。
「建築士のくせに電気つけてぇ。とか、電気けしてぇ。などと口にするのはやめましょう。」建築士相手のセミナーなのであえて中尾氏。伏見は「暗くなってきたからあかりのスイッチいれようかなぁ。」「となりの伊藤さんち、玄関のブラケット白熱灯がついたままだから教えてあげよう。」普段の独り言ですが。なにか。
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