第2回「照明器具作り編」生駒南コミセンせせらぎ
平成20年10月11日(土)13:00~16:30
講師:あかり工房吉野 坂本尚世氏
 
 ぼくくぼくんの子はなかなか器用で、電球の台座になるガイシに電線を通してそれを固定するバンドにビス止めすることなんて、少し手を貸してあげればなんのことはなくこなしていた。だが作業が複雑になり、次の工程までの間があくとすぐに飽きてきたようだ。幼い子には無理もないことだ。
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参加者17名全員が同じペースで作り上げていくために、丁寧に教えていただいたおかげでようやく格好がついてきた。檜の台座に檜の単板を張り合わせて、さらに和紙でその間をつなぐようにして形ができてきた。
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仕上げはお絵かき。お子様の復活だ。同じキットなので外形はほとんど似た形だが、オリジナルの絵と自分自身の手作りには間違いない。
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 吉野を拠点に地元の杉や檜を用いた坂本氏の作品は、スライドで見ても、その素材の繊維から漏れるなんともいえない光の強さと色温度により、人の心を癒す「ライトテラピー」に効果があると感じた。「照明計画編」で中尾氏がお話された「人間の心理状態は、あかりによっても左右される」ことを重ねて教えていただいた。持ち帰った自分の作品によって伏見も「ライトテラピー」といきたいところだったが、この原稿にさえ追われてそんな時間を味わう余裕さえない日々である。
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 しかし、久々に受けた二回シリーズのセミナー。大変有意義だった。お二方に感謝申し上げます。
 あ、こんな時間や。電気消して寝よ。