2009年 6月の記事一覧
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中庭と水盤|中庭のある家
平屋の大屋根を支えているのは、古材.
ポーチとエントランスを貫く梁は古材を再利用.
高さ45cm、巾22cm、長さ10mと大きな梁が大屋根を
支えている.
もともと小学校の木造校舎に使われていた大きな梁である.
外部にある水盤に反射された光りの「ゆらぎ」が
土壁と古材にあたってうごめく.
中庭と水盤|穏やかな時がながれる平屋の空間
閑静な住宅地での美容室を一階に設けた既存住宅の増築.
中庭、待ち合いスペース、ホール、和室、ポーチなど、余裕の部分を平屋で増床する計画.増床部分は既存住宅のプライベートなスペースとしても活用する.
テーマとなったのが、中庭、大木、巨石、古材、水盤、五感をいかせる生活ができる環境作り.
中庭が全体をまとめ調和させてくれることをイメージ.
L字型に解放されたスペースは、中庭と内外一体になる.
全体のスペースを取りまとめているのが中庭であり、平屋建てのぜいたくな中庭空間には、ゆっくりとした時間が流れていく.
狭小住宅|通り庭のある家
通りに面した一枚のスチール扉をくぐると中庭となる通り庭がある
間口1間、奥行4間半のこの中庭を仕切っている大きな壁は防火壁
この重々しさや高さを消すために、コンクリートに水平窓をつくる.
一枚の大きなスチール扉は、開け放たれると街路へとつながる中庭となり、扉を開閉することによりこの中庭の性格は変えることもできる.
狭小住宅に、いかに外部を内部に引込むかがポイントとなった.
中庭の奥が家の入り口で、ゆるやかな階段を上がると居間へとつながる
外部と内部の接点の白い壁は、中庭や街路空間とこの家をつなげている.
常に真新しい白には、日差しや影を落しさまざまに消える.
最小限の表現から豊かさや可能性のある空気感、場づくりに力を注ぎました.
中庭と水盤|中庭のある家
中庭と水盤.穏やかな時がながれる平屋の空間.
平屋の大屋根を支えているのは、古材.
5m 持ち出したポーチの庇.
外からは見えない中庭.ポーチと道路の間には水盤がある.
水盤は、雨水利用の深さは約5cmと浅いもので、
平屋の大屋根に降り注いだその雨水がこの水盤に流れ込む仕掛けとなっている.
ポーチや室内のの天井にその光りの反射のゆらぎが浮かびあがる.
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