狭小住宅|狭小地でも中庭を創る

狭小地の可能性の追求.「ホタルの棲む竹薮」と共生する.

小さな台形の敷地、中庭型狭小住宅の計画.周辺は起伏の激しい丘陵地帯であり、隣接する竹薮は大阪では今や珍しいヒメボタルの生息保存地区.

この狭小住宅は、この土地に住み慣れた実年夫婦のための家.

条件としては将来を考えたエレベーターと1階土間スペースで「狭小地なので内階段はいりません」と、中庭に面した外階段のみとし竹薮の最も近くに配置する.

借景を利用しての狭小地とは思えないほどの開放感と広がりのある中庭のある狭小住宅となった.