2009年 8月の記事一覧
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09年08月29日 16時00分54秒
Posted by: atelier105
2階への階段です。右側の黄色い壁が1階のおばあちゃんの寝室から2階へと続いています。
2階は光が一杯です。階段の上にもう一つオブジェのような階段がありますが、ちょっとしたロフトへのお遊びの階段です。
階段の右側がキッチン。
そして、LDK
正面の黄色い壁が先ほどの壁。この壁の裏がキッチンがあります。もう半階上がって、正面が寝室。
2階への階段は手前では広く奥へ狭くなっていますので、よりパースペクティヴが強調されます。
左側には巾1間のサッシが4っ並んでいます。窓の下に細いパネルヒーターがあります。(小物類で見えにくいと思いますが)
北国では開口が大きくなるとそこからの冷気も大きくなります。このパネルヒーターは室内の暖房でもありますが、ダウンドラフトを押える重要なヒーターです。ヒーターはあればいいというのではなく、キチンと目的を持って設置しなければなりません。
天井の高さは半階分高くなっています。このLDKはそれほど大きな空間ではありませんが、天井の高さや空間のつながりでゆったりして感じます。
続く
2階は光が一杯です。階段の上にもう一つオブジェのような階段がありますが、ちょっとしたロフトへのお遊びの階段です。
階段の右側がキッチン。
そして、LDK
正面の黄色い壁が先ほどの壁。この壁の裏がキッチンがあります。もう半階上がって、正面が寝室。
2階への階段は手前では広く奥へ狭くなっていますので、よりパースペクティヴが強調されます。
左側には巾1間のサッシが4っ並んでいます。窓の下に細いパネルヒーターがあります。(小物類で見えにくいと思いますが)
北国では開口が大きくなるとそこからの冷気も大きくなります。このパネルヒーターは室内の暖房でもありますが、ダウンドラフトを押える重要なヒーターです。ヒーターはあればいいというのではなく、キチンと目的を持って設置しなければなりません。
天井の高さは半階分高くなっています。このLDKはそれほど大きな空間ではありませんが、天井の高さや空間のつながりでゆったりして感じます。
続く
09年08月15日 14時23分57秒
Posted by: atelier105
玄関からはいるとすぐ右が客間です。
東は巾一杯窓です。照明器具はこの家を建てる前に以前の家で使っていたものです。
そしてこれが半地下のオーディオルーム。家の設計に当たってLPレコードが3000枚ほどあるので、その収納場所を要望されました。正面にある大きなスピーカーはJBL。この写真の反対側にはターンテーブルが2台。
そして100インチのスクリーンで映画館並みのいやそれ以上の音質で映画鑑賞が出来ます。かくいう私もときどきお邪魔してビールを飲みながら映画鑑賞させていただいています。
天井の塗装は建て主さんが映画への光の反射を考慮して自分で塗られました。
とにかく人生を存分に楽しんでいるご家族です。
この部屋の上がLDKです。
東は巾一杯窓です。照明器具はこの家を建てる前に以前の家で使っていたものです。
そしてこれが半地下のオーディオルーム。家の設計に当たってLPレコードが3000枚ほどあるので、その収納場所を要望されました。正面にある大きなスピーカーはJBL。この写真の反対側にはターンテーブルが2台。
そして100インチのスクリーンで映画館並みのいやそれ以上の音質で映画鑑賞が出来ます。かくいう私もときどきお邪魔してビールを飲みながら映画鑑賞させていただいています。
天井の塗装は建て主さんが映画への光の反射を考慮して自分で塗られました。
とにかく人生を存分に楽しんでいるご家族です。
この部屋の上がLDKです。
09年08月08日 09時18分19秒
Posted by: atelier105
車庫との間を通って玄関です。
ドアは木製断熱ドア。アトリエ105では玄関ドアはいつも木製断熱ドアです。秋田県能代市のコシヤマさんに造っていただいています。色やサイズ、形もかなり自由に設計出来、ドアの取手も選べるし、またここ大館市と能代市は比較的近いのでメンテナンスもしていただけるので助かっています。
最近の住宅ではみんな既製品のアルミ製ドアを使用しているようですが、異常にドアの取っ手が立派そうだったり、高さがこれまた異常に高かったり、中にはアルミに見事な木目をプリントしてあるものまであったりで豪華さを競っていますが、その中で行なわれる生活シーンと完全乖離しているように感じます。なので使いたくないのです。
右脇に縦のストライプの箱がありますが、郵便受けです。建物に合わせてデザインしました。かなり大型のものまで入ります。
玄関の中です。正面は客間のドア。その右に小さなベンチ。おばちゃんの為に造りましたが、元気なおばあちゃんには今のところ必要ないようです。その右に造り付けの靴入れ。スペースの関係で縦に長い靴入れです。玄関では印鑑を押さなければ行けなかったりを考慮してちょっとしたへこみをつけています。
昨年、この一連の写真を撮りに行くと電話した時ご主人は仕事中。でもおばあちゃんがいるから行って好きなように撮ってと言われ、外部やLDK等の写真を撮っているうちにご主人が帰られ、世間話をしているうちに夕方になってしまいました。そのため、この玄関の写真は照明を付けての撮影になりました。この写真もこれから出てくる写真も特に片付けるということなく、すべてそのまま撮影したものです。前も書きましたがいかに普段から綺麗にされているか。私も見習いたいですね。
つづく
ドアは木製断熱ドア。アトリエ105では玄関ドアはいつも木製断熱ドアです。秋田県能代市のコシヤマさんに造っていただいています。色やサイズ、形もかなり自由に設計出来、ドアの取手も選べるし、またここ大館市と能代市は比較的近いのでメンテナンスもしていただけるので助かっています。
最近の住宅ではみんな既製品のアルミ製ドアを使用しているようですが、異常にドアの取っ手が立派そうだったり、高さがこれまた異常に高かったり、中にはアルミに見事な木目をプリントしてあるものまであったりで豪華さを競っていますが、その中で行なわれる生活シーンと完全乖離しているように感じます。なので使いたくないのです。
右脇に縦のストライプの箱がありますが、郵便受けです。建物に合わせてデザインしました。かなり大型のものまで入ります。
玄関の中です。正面は客間のドア。その右に小さなベンチ。おばちゃんの為に造りましたが、元気なおばあちゃんには今のところ必要ないようです。その右に造り付けの靴入れ。スペースの関係で縦に長い靴入れです。玄関では印鑑を押さなければ行けなかったりを考慮してちょっとしたへこみをつけています。
昨年、この一連の写真を撮りに行くと電話した時ご主人は仕事中。でもおばあちゃんがいるから行って好きなように撮ってと言われ、外部やLDK等の写真を撮っているうちにご主人が帰られ、世間話をしているうちに夕方になってしまいました。そのため、この玄関の写真は照明を付けての撮影になりました。この写真もこれから出てくる写真も特に片付けるということなく、すべてそのまま撮影したものです。前も書きましたがいかに普段から綺麗にされているか。私も見習いたいですね。
つづく
09年08月01日 09時31分01秒
Posted by: atelier105
PLAN(間取り)です。
前回お伝えしたように、この家はスキップフロアになっています。
玄関から入ってすぐ左がオーディオルーム。4段ほど、下がります。(図面の階段の矢印はすべて下から上がるほうへ向いています)ホールから中2階のLDKへは9段上がります。LDKから寝室がある2階へはさらに6段上がります。つまり、ホールのある1階から2階まで15段。
スキップフロアにした理由の一番は南側にある住宅の影響を出来るだけ受けないようにする為です。この設計が始まったころに、南側に家が建てられました。その家の一日の日影の位置を求めるてみました。すると現在のLDKの位置で地面から3Mほど上がると、冬至の時でもその南側の家の影が出来ないことが確かめられました。それから、どうしても住宅では北側にトイレやお風呂が来てしまいますので、見た目も家の北側はあまり良くありません。一家団らんの場となるLDKで、お隣をあまり気にすること無く生活する、しかも窓を一杯に取って、ということで、LDKの位置を現在の位置に、そして2階にすることを考えました。
ただ、おばあちゃん(当時70才)にとって2階への毎日の上り下りを少しでも軽減してあげたい、おばあちゃんの寝室(1階)から出たら明るいLDKが見えるような高さ関係でありたいと思い、LDKの位置(高さ)を下げることにしました。そうすると必然的にAVルームも下へ押し下げられることになりますが、地面を掘れば掘る程お金もかかってしまいます。そのバランスさせたところが、1階から1.85m上がったLDKとなりました。
つづく
前回お伝えしたように、この家はスキップフロアになっています。
玄関から入ってすぐ左がオーディオルーム。4段ほど、下がります。(図面の階段の矢印はすべて下から上がるほうへ向いています)ホールから中2階のLDKへは9段上がります。LDKから寝室がある2階へはさらに6段上がります。つまり、ホールのある1階から2階まで15段。
スキップフロアにした理由の一番は南側にある住宅の影響を出来るだけ受けないようにする為です。この設計が始まったころに、南側に家が建てられました。その家の一日の日影の位置を求めるてみました。すると現在のLDKの位置で地面から3Mほど上がると、冬至の時でもその南側の家の影が出来ないことが確かめられました。それから、どうしても住宅では北側にトイレやお風呂が来てしまいますので、見た目も家の北側はあまり良くありません。一家団らんの場となるLDKで、お隣をあまり気にすること無く生活する、しかも窓を一杯に取って、ということで、LDKの位置を現在の位置に、そして2階にすることを考えました。
ただ、おばあちゃん(当時70才)にとって2階への毎日の上り下りを少しでも軽減してあげたい、おばあちゃんの寝室(1階)から出たら明るいLDKが見えるような高さ関係でありたいと思い、LDKの位置(高さ)を下げることにしました。そうすると必然的にAVルームも下へ押し下げられることになりますが、地面を掘れば掘る程お金もかかってしまいます。そのバランスさせたところが、1階から1.85m上がったLDKとなりました。
つづく
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