アトリエ105+狐台の家 その9
窓のディテールです。この家の居間についている窓は既製品のサッシではなく、大工さんと建具屋さんに造ってもらった木の建具になっています。建具の材料は米ヒバでペアガラスが入っています。
建具は壁の中に引き込まれる片引戸です。ここで工夫したのは気密性の確保です。寒冷地域以外の人には気密性についての必要性を感じないかもしれませんが、北国では重要なことです。気密性が悪いとそこから冷気が入って来てしまいます。
ここではローコストかつローテクな方法で気密性を確保することをもくろみました。
次の写真をよくみると右の壁側の建具の脇に上下に2個なにやら金具がついている木があります。この金具はネジ締りで昔の建具には良くついていました。引違の2枚の建具の真ん中についていて差し込んでまわすとネジが締まって行って2枚の建具がピッタリ引き寄せられ、隙間がなくなり鍵にもなるというものです。
これの応用でこのネジ締りがついている木をスライドさせ建具に押し付けることによって隙間をなくし気密性を確保することにしたわけです。この木は上にもついています。
左側は柱にぶつかります。そのぶつかる部分に気密材(パッキン)を付けています。下側は建具が下枠より下がっていてその枠の部分にやはりパッキンを付けています。これで四方向が隙間が無くなるというわけです。
建具の外側には網戸がついています。網戸も木製です。網はステンレスです。普通網戸の網はポリプロピレンなどの樹脂製ですが、網が破けたりすると網戸を外して張り替えなければなりません。ところが我が家の網戸は簡単には取り外せない構造になっています。(いや、外せる構造にはなっているんですが、少々大変だということ)そのため、破れにくくするためステンレスにしました。
建具は壁の中に引き込まれる片引戸です。ここで工夫したのは気密性の確保です。寒冷地域以外の人には気密性についての必要性を感じないかもしれませんが、北国では重要なことです。気密性が悪いとそこから冷気が入って来てしまいます。
ここではローコストかつローテクな方法で気密性を確保することをもくろみました。
次の写真をよくみると右の壁側の建具の脇に上下に2個なにやら金具がついている木があります。この金具はネジ締りで昔の建具には良くついていました。引違の2枚の建具の真ん中についていて差し込んでまわすとネジが締まって行って2枚の建具がピッタリ引き寄せられ、隙間がなくなり鍵にもなるというものです。
これの応用でこのネジ締りがついている木をスライドさせ建具に押し付けることによって隙間をなくし気密性を確保することにしたわけです。この木は上にもついています。
左側は柱にぶつかります。そのぶつかる部分に気密材(パッキン)を付けています。下側は建具が下枠より下がっていてその枠の部分にやはりパッキンを付けています。これで四方向が隙間が無くなるというわけです。
建具の外側には網戸がついています。網戸も木製です。網はステンレスです。普通網戸の網はポリプロピレンなどの樹脂製ですが、網が破けたりすると網戸を外して張り替えなければなりません。ところが我が家の網戸は簡単には取り外せない構造になっています。(いや、外せる構造にはなっているんですが、少々大変だということ)そのため、破れにくくするためステンレスにしました。
Category: General
Posted by: atelier105