2010年 9月の記事一覧
今、通っている新築現場のワンショット↓
工事で出るゴミの分別の様子です。再資源化できるもの、そうでないもの。
工事現場が常に整理整頓、清掃がいき届いていると本当に気持ちがよいものです。
工事現場ですから・・ゴミや切りくずが毎日、大量に出ます。
それを帰り際に片付けて整理していくのは、それは大変なことです。
ゴミ一つ無く!とまでは言いませんが、
道具や材料があまりにも散在して、ゴミだらけだったりすると
施工ミスの遠因にもなりかねません。
また、床下に木クズが落ちたまま床を仕上げてしまう工務店も。
木クズはシロアリのえさにもなり得ますし・・
床仕上げをする前には、必ず床下にはゴミがないように
掃除機をかけてもらうようにしています。
見えないところほど、気を使いたいですね。
近くに、整理整頓のいきとどいた現場を見かけたら、
その工務店さんは信頼できると考えてよいかと思いますよ。
こんな視点での工務店選びもあり、だと思います。
本日はメールマガジン第52号配信日です。
『家づくりのイロハ』の『ラ』 ライティング(照明計画)
という出来事がありました・・昨日。
新築と違ってリフォーム現場は工事の進み具合が早いので・・
このところ、2日おきくらいに現場に通っています。
図面通り施工されているか、納まらないところはないか、などを確認に。
しかしながら、図面の隅々まで現場と照らし合わせているわけではなく・・
基本、図面通りに施工している、というのが工務店さんとの前提なわけで。
特に気になるところ、間違いやすいところを重点的にチェック。
住宅エコポイント申請の時に必要になるからと、断熱材の写真をとったり。
ふと、階段の窓に目が行き・・・
(まだ階段はついていないので吹き抜け状態になっている)
あれれ・・窓の取り付け位置が高すぎて、これじゃあ階段から窓が開けられないぞ!
確か、図面には断面詳細を書いて指示してあるはず・・立面図も間違ってない。
早い時点で気がついて良かった♪♪
まだ外壁を張っていないので、予定の位置まで下げるのもそう手間ではありません。
その他、内部のドアの納まりやら・・キッチンの納まりやらで
結局現場での打ち合わせは3時間の長きに渡りました。
ずっと立ちっぱなしで腰が痛くなりましたが・・安堵の気持ちで帰途につきました。
本日、メールマガジン第51号の配信日です。
『家づくりのイロハ』の『ナ』 内装工事・リフォーム編
築40年の住宅の全面改装。
屋根、外壁、窓、内部もすべて新しくします。
構造の基礎や柱、梁だけは残してリニューアルする、
いわゆる『スケルトンリフォーム』です。
写真は取り外したアルミサッシ窓の枠材。
イマドキ、アルミは高く売れます。ですのできちんと分類して。
嬉しいですよね・・使用済みのものが買われて、また再生されていくのは。
40年前の住宅で使われている材料は、再生できるものばかり。
屋根も外壁も鉄板なので、こちらも高く売れます。
ひるがえって、最近の住宅に使われている材料は・・
40年後、再生・リサイクルできそうなものはごくわずか。
石油製品がほとんどですから・・建築業界にいる者にとって、
これからどんな材料を選んで使っていくのか・・
考えないていかないといけない大事な問題ですね。
つい目先のコストやデザインに気を奪われがちです・・・。
いずれにしても、構造体はしっかりしている現場ですので
スケルトンリフォームを終えたら、見違えるように再生するでしょう。
建て主さんは最初、新築か、リフォームかで大変悩まれていたので・・
やはりリフォームをオススメしてよかった!と思いながら現場に通っています。
本日はメールマガジン第50号配信日です。
『家づくりのイロハ』の『ネ』 根伐り
無人のクレーンが材料を黙々と吊り上げていました↓
なるほど、これならクレーンの運転手の人件費が丸々節約できますね・・。
これは使える!と現場監督と話をしていましたら・・
馬力が小さいので、一気にたくさんの材料を持ち上げることがでいないのだそう。
なるほど、一長一短なわけですか。
屋根上のとびの人は、リモコンで器用に操作していました。
50坪超の大きな家ですが、一日で棟上げ終了。
猛暑の中、梁上を材料を担いでひょいひょい作業をしているとびさんたち↓
まったく、プロのワザには恐れ入ります。
熱中症などで倒れる現場職人さんも続出と聞いています。
少しはお役にたてるかな?と、スポーツ飲料を差し入れしました。
本日、メールマガジン第49号配信日
『家づくりのイロハ』の『ツ』2x4