2010年 6月の記事一覧
地鎮祭とは・・工事着工の前に、お清めをする儀式のこと。
以前、当ブログで模型をご紹介した『2つの庭を持つ家』の現場です。
半年以上かけ、じっくり打ち合わせてきました。
いよいよそれが、実際の建物となって目に見える形で工事が進んで行きます。
地鎮祭をすると、『サア~、また気を引き締め直していこう!』という気になります。
建て主さんと工事関係者とが初めて顔合わせをする貴重な機会でもあります。
これから一番密に付き合っていくことになる現場監督さんと挨拶。
良い現場になるか、イマイチな現場になるか・・・
それは、設計者と現場監督とのコミュニケーションの良し悪しにかかっています。
これから、週1回程度、現場に通うことになります。現場、楽しいよ~♪♪
昨日、メールマガジン第37号配信しました。
テーマは、『家づくりのイロハ』の『ヌ』 塗り壁
そこに届く、質問の数々・・・。
家を建てる人、家をリフォームする人・・・そんな小さなことが気になるんですねぇ、と再認識。
私たち設計者が、常日頃、お客さまに説明しているようなことばかり・・。
消費者が賢くなっているのか・・はたまた、人を信じられなくなっているのか・・
小さなリフォームでも、是非、信頼のおける設計者に頼んでください。
プロからのアドバイスに無料はありません。
不安に応えてくれる的確なアドバイスと、デザイン力、そして、工事費の調整能力。
さらに、工事現場の手配師であり、引っ越した後の生活アドバイザーであり。
是非是非、設計者を使いこなして、設計料を生きたお金にして欲しいなぁ、と願ってやみません。
本日メールマガジン第37号配信日です。
テーマ『家づくりのイロハ』の『リ』 リフォームの賢い依頼の仕方、です。
何が違うんでしょうね・・
最近では、ハウスメーカーでも設計料という項目があるんですね。
(以前は設計料はサービス!と聞いていましたが・・)
それも結構な金額なのでびっくりしました。
と言いますのも、ハウスメーカーを廻って、アレ?ちょっと違うかな?と
私のところへ相談に来てくださる方、結構、多いんです。
で、先日、相談に来られた方がハウスメーカーの見積書を見せてくださいました。
建築確認申請の手間代や設計料、インテリアコーディネート料など
100万円以上という会社がほとんどでした。(その方の建築費は約2000万円でした)
私の場合、設計料は建築費の10%いただいているのですが・・
ごく普通のご家族の家の設計で、建築費は2500万円前後というのが大多数。
まあ、設計料は200万円から250万円というところでしょうか。
これには当然のことながら、上記の費用はすべて含んでいます。
模型も作りますし、設計にかける時間の長さがまったく違います。
ほぼ半年、2週間に一度くらいのペースで打ち合わせするわけですから。
そして、工務店からあがってきた見積書のチェック。
ここで100万円くらいの調整は日常茶飯事なので、なーんだ、設計料って安いのね。
・・・と思わず、うなってしまいました(笑)。
相談に来られたその方は、メーカーの営業マンから
「もっとローンを組んだらどうですか?!」と言われたと怒っていました。
年収から言えばもっとたくさんのローンを組めるらしいのですが、
それは、建てる人が決めることであって、営業マンから言われたくないですよね。
彼らにしてみれば、お金を持っているお客さんには高いもの売りつけろ!って感じですか(笑)。
本日はメールマガジン第36号配信日です。
『家づくりのイロハ』の『チ』