2011年 4月の記事一覧

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11年04月30日 10時46分38秒
Posted by: atl3c
大震災の後、やはり自宅の家の耐震性は気になるところですね・・。

そんな方から、「基礎にひびが入ってるが大丈夫でしょうか?」
との問い合わせがメールでありました。

ひびの写真も添付されていましたが、やはり写真だけでは判断が難しく・・・
幸い同じ埼玉県内の方からのご相談だったので、お宅にお伺いすることにしました。

住宅の基礎はコンクリートで作りますが・・・
コンクリート打ちっ放しのままで終わりにする場合もありますし(最近はこちらが主流)
『基礎モルタル補修』と言って、コンクリートの上に化粧のモルタルを塗る場合があります。

こちらのお宅の基礎は、このモルタル補修がされていました。
拝見したところ、ひびが入っているのはこのモルタルの部分だけで、
耐震性にかかわるコンクリートの部分には問題がなさそうです。

で、お客様の了解を得て、上のモルタル化粧の部分をたたいて剥がして見ました↓

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モルタル部分のひびは広がってしまいましたが・・・
下のコンクリートの部分は何ら問題がありません(ヘアークラックさえ無し)。
ということで・・心配はまったくなし。とても安心されていました。

こういった相談の相談料は1時間5千円とさせていただいています(HP参照)。
お客さまにはとても喜んでもらえ・・おまけに、キッチンのリフォームの相談にまで発展。
いずれにしても、こんなところで身近にお役にたてるのは嬉しいかぎりです。

これも、以前自宅で基礎の補修をした経験が生きたかな、と自負しております。


ただ今、メールマガジン第83号配信中!
シリーズ『家づくりのイロハ』の『ロ』 (住宅)ローン
11年04月22日 11時26分57秒
Posted by: atl3c
と言うと少し大げさなのですが・・・

3年ほど前にリフォームで納品したシステムキッチンの扉の面材が
こんな風に剥がれてきてしまいました↓


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シート張りの面材の場合、コーナー部分が巻き込みになっているので、
確かにこんな現象はあるのですが・・3年は早すぎますね。
お客さんによれば、1年くらいですぐ剥がれだしたとのこと。

我が家の洗面化粧台の扉もすこし剥がれかけていますが、
こんなにはひどくありませんし、剥がれだしたのは15年ほど経ってから。

キッチンは、油煙など、確かに面材には過酷な環境ではあると思いますが・・
まあ、それを見越しての製品なのですから、ちょっとね。

さっそく、キッチンメーカーの人に来てもらい原因究明と対処をお願いしました・・

ところが、その翌日、大震災。
このメーカーさんの主力工場が被害を受けたこともあり、
まだ、返事がもらえていません。

ちょっと、タイミング悪かったですね。
催促の電話をしてみようと思います。

本日メールマガジン第82号配信日です。
シリーズ『家づくりのイロハ』の『イ』 イニシャルコスト

11年04月15日 16時04分59秒
Posted by: atl3c
最後まで残っていた看板取り付け工事。
昨日やっと看板があがり、今日はその看板を照らす
照明器具の取り付けに立会いました ↓

kanban.JPG

どの方向から?どの高さから?
まあ、こんな感じで!と決めました。
実際に灯りも付けてみましたが・・・何せ昼間なのもので。
良い具合に文字を照らせているのかどうか・・少し心配です。

明日の夜、レセプションがあるので、その時に再度、確認することに。
首振りの角度や、首の長さは替えられる器具を選んでいるので、
微調整でうまい具合にいくでしょう・・・。

現場自体は約2週間の突貫工事でしたが・・
設計がスタートしてから、はや半年。

いよいよ来週末オープンです。
住宅と違って店舗は、繁盛してナンボ!なので、少しドキドキです。

本日はメールマガジン第81号配信日です。
シリーズ『家づくりのイロハ』の『ス』 ステンドグラス

11年04月11日 15時36分41秒
Posted by: atl3c
塗り壁を施工してくれる職人さんは、左官屋(さかんや)さん。
腕の良い左官職人と言えば・・・
漆喰(しっくい)壁をどれだけ、平滑にピチッと仕上げられるか?!
が、腕の見せどころなのですが・・

今回は、ラフに自然な感じで仕上げて!と注文。
均一に塗るより、結構センスが要求されるかも・・。
塗る前に、試し塗りをしてもらいました ↓

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白いツブツブは、骨材(こつざい)。
大き目の骨材を用意してもらい、よりラフな趣が出るようにしました。

塗り壁の凹凸の大小により、照明を点灯したときの陰影が違ってくるので、
ちょっと緊張しますね。試し塗りはよかったけど、実際に塗ったらどうかな?

まさか施工中ずっと張り付いて、「あーでもない、こーでもない」
と小言を言うわけにはいきません。

なるべく設計者の意図を職人さんに言葉や塗りサンプルで伝え、
あとは職人さんの腕と感性を信じるしかありません。

以前、ちょっと自分で塗ってみるから・・・
と自ら試し塗りをしたことがありますが・・
イメージどおりには、塗ることができませんでした(汗)。
そこは餅は餅屋。
イメージを形にしてもらうには、職人さんに頼る他ありません。

そういう意味では、設計者と職人との連携は現場には欠かせません。
とかく職人さんは、設計者を嫌う?!ので(うるさいから?!)
そこは相手を上手にたてて、気持ちよく仕事をしてもらえるよう、
気を使っています。最後の仕上げでガッカリ!だけは避けたいので。

ただ今、メールマガジン第80号配信中
シリーズ『家づくりのイロハ』の『セ』 設計図書

11年04月02日 10時27分23秒
Posted by: atl3c

設計した『やきとり&バー』の開店を間近に控え、鏡を2枚プレゼントしました。
予算が厳しく・・手洗いコーナーとトイレに鏡をつける余裕なし・・
でも鏡欲しいよね・・じゃあ、設計者からプレゼントしましょう!と自腹切りました(笑)。

デザイナー自らが選ぶ鏡ですから・・・空間に合った素敵なものをプレゼントしないと・・
実は結構プレッシャーなんですよ。
お金に糸目はつけなくちゃ!だし、貧乏事務所としては(笑)。

予算内でなかなかの鏡をゲットすることができました!
で、昨日その取り付けに現場にお伺い。

イギリスの田舎をイメージしたトイレ手前のお客様用手洗いコーナー ↓

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もちろん!照明器具との相性を考えてのチョイスです。

こちらは、トイレの中。トイレ空間は、女性らしいやわらかい雰囲気にしました ↓

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白系の淡い壁紙に合わせ、フランス風アンティーク?の鏡をチョイス。

手前の手洗いコーナーから扉一つ開けると異空間が出現!
というサプライズをねらった設計コンセプトです。

さてさて、開店後、お客さまからどういった評価がいただけるか・・
楽しみ半分、ドキドキ半分です。

女性目線から言うと、お店の良し悪しはトイレで決まる!言っても過言ではないですから。


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