遅くなりましたが・・明けましておめでとうございます。
いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。
家づくりの何かしらのヒントになる内容を提供しながら更新していきたいと思っていますので
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

さて、年初にあたりどんな話題でスタートしようか・・と。
たまたま、参加する音楽セッションの場で、世間話をしていたところ・・
その方が、長野県の茅野に別荘を持っていらして、
太陽熱で床暖房するシステム(OMソーラー)を入れたところ
快適この上ない!!という話しになり・・。
零下10度にもなる茅野でも、昼間は太陽熱だけで18度近くまで室温が上がるそう。

別荘であれば、なおさらこのOMソーラーが威力を発揮します。
というのは・・・普段誰も人がいない別荘。普通の家以上に室内は冷え切ってしまいます。
ですが、OMソーラーのスイッチを入れておけば、太陽が出るとともに勝手に室内を暖め、
新鮮な空気を室内に取り込みながら、暖気を循環させてくれます(曇天、雨の日は不可)。
空気をまわす換気扇の電気代はかかりますが(そのコストは一日10円くらいと言われています)、
太陽熱利用ですから、他の光熱費は当然のことながらゼロ。

不在でも空気を入れ替えてくれ、しかも暖房してくれる、しかもコストを気にせずに、魅力ですね。
人が暮らすのには太陽熱だけでは朝晩は補助暖房が必要ではありますが、
不在時の空気の循環のためには充分すぎる機能ですね。しかも、底冷えしない別荘に入れる嬉しさ。

このところ関東地方は底冷えが続く寒さです。
我が家もこのOMソーラーを入れていますが、家の中のどこにも底冷えする場所が無い!
というのはこの上ない幸せです。

(実は、我が個室のみOMソーラーが入っていず、底冷えしています。吐く息が白いんですから!)

太陽熱で床暖房する家は、こんな天井が高い部屋でも、足元の寒さを心配する必要がありません↓



↑こちらはキッチンの映像ですが・・収納のたくさん必要なキッチンには、壁がたくさん必要になります。
壁が必要ということは、窓が取りづらい、ということでもあり・・
そんな時、写真上部のハイサイド窓が有効な手だてになります。
収納の壁を犠牲にすることなく、高いところから気持ちの良い光りを取り入れられられます。
(南面と西面への取り付けは駄目ですよ!夏、暑くて困りますので。東や北面がオススメ)

写真のお宅はOMソーラーとまったく同じ機能を持つ『そよ風』を導入した事例です。