長丁場の住宅の現場と違って、店舗の現場は工期が超短いので、とにかく慌ただしい。
今、「やきとり&バー」の現場をやっています。

工務店さんも手の空いている職人さんから現場に投入するので、
事前の工程がなかなか見えづらく、朝、突然電話がかかってきて、
「今日、電気工事が入るので、すぐ来てくれないか!」といった具合の毎日です。

カウンター上の間接照明用の天井の下地を作っているところ↓
 alt=""title=""

現場の他、住宅設計にはない特注家具の発注や看板デザインの打ち合わせ・・
直接建築とは関係ないのですが、
ショップカードやメニューのデザインの相談を持ちかけられたり・・。

すべてのことが、お店のイメージに関わり、
お店の全体の出来栄えが繁盛店になるかどうかの分かれ目・・
開店後の客足がどうか??!ということがついて回る店舗設計は、
住宅設計とはまた違った緊張感があります。

ただ、お店もそこに集うのは『人』。働く人も、お客さまも。
人が使う、という意味では店舗も住宅も何ら違いがないと思っています。
使いやすく、五感に気持ちの良い空間。ちょっとオシャレで遊び心があって。
一番大事にしている設計への思いです。

メールマガジン第73号配信中!
シリーズ『家づくりのイロハ』の『ユ』 ユーティリティー