竣工写真と言えば・・まだ人が住む前の出来立てホヤホヤを撮ることが多いでしょうか・・

知り合いの設計者は、建物のイメージに合う家具を家具屋さんから借りて来て!!
写真撮影をするとか・・それって、違うでしょ!!

住宅は、設計者の作品ではありません。住む人のためのものです。
それを、写真さえとったら一丁上がり!後はどうでもいいってことですか・・。

というわけで、私は、引っ越されてから一年後にお邪魔して、
竣工写真を撮らせていただいています。

何故一年も経って?!とお思いでしょうか。

その頃には住む人の個性が出てきます。生活感があってこそ住宅は生きる。
一年以上、あーでもない、こーでもないと話し合って創った住まい。
どんな風に住みこなしているのか・・ご挨拶と検証を兼ね、お伺いしています。
(うまく住みこなせていなければ、それは設計者の力量不足ということですから)

先日お伺いしたKさんは、とても楽しく住まわれている様子。
設計者としてはホッとするとともに、
「住宅の設計はだから楽しい!」と充実感いっぱいで帰途につきました。

ご家族とのツーショットをカメラマンが撮ってくれました↓

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下のお嬢さんは、ナント!上棟式の日に生まれたんですよ。

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