造りつけ家具の良さ・・それは、大きさデザインともに自由に造れることにつきます。
置き家具はどうしても壁や天井の間に隙間ができるので、ホコリがたまりますしね。

書斎に本棚を作りつけているところ↓
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床から天井までの大小ふたつの本棚+デスク(引き出しつき)を造りつけます。
この天井までの本棚がやっかいもの・・・。
背が高すぎて、3畳ほどの書斎の中に入れられないのです。

よく引っ越しで、大きな冷蔵庫が入り口のドアをまわり切れず入らない!
などということがありますが、まさにそんな状態。

職人さん2人で、本棚をあっちに振り、こっちに倒し・・入らない・・とやってました(笑)。
当然のことながら、事前にどう物を入れるか?検討しているはずなんですが・・
そんなことなら、真ん中で上下ニ分割にしてもらってもOKだったんですけど・・

結局、一度組み立てた箱を分解して中に入れて再組み立て。
急がば廻れ、最初からそうすればよかったですね(笑)。

とうことで・・事前に検討しておかないと設置不可、
などというこにもなりかねませんので要注意。
ま、我々設計者がどうこう言うことではないのですけど。
このあたりは、現場にお任せです。

少しグレーがかった茶系の壁紙とグレーの本棚の色がなんとも絶妙です!
造りつけの醍醐味は、こんなところにもありますね、色合わせ。

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