国が進める景気対策の中に住宅産業の活性化があります


一生に一度の大きな買い物という割りに資産としての住宅は価値が下がり続けて


売ろうにも土地代だけで建物はただ同然な扱いです







この不景気に払えなくなったら?....それでは安心して家を建てられない


いつでも貸せる売れるという資産活用が出来る住宅を増やしていこう


それが今回の長期優良住宅認定制度ですかね


まぁ~200年住宅ってのは言い過ぎたようですが





じゃあ~長期優良住宅をみんな建てましょう!という餌として税制が優遇されます


建てるほうとしてはそっちが重要というか関心が強いでしょう!それは下のほうで...


また中小の工務店に対する支援として100万円の助成制度もあります


これは工務店がエントリーして長期優良住宅認定された住宅を完成させると100万円もらえます


ただしエントリーは既に締め切られていて建物の完成も平成22年1月中となっています






弊社でもなんだかんだ時間が掛かりましたが2棟申請して認定されました

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長期優良住宅に対する税の特例は一般住宅に比べて


所得税の控除率が最初の3年間だけ1.0%→1.2%





登録免許税がそれぞれ


所有権保存登記:0.15%→0.1%


所有権移転登記:0.3%→0.1%






不動産取得税の控除額が1200万円→1300万円





固定資産税の減額期間が3年→5年





資産運用として長期優良住宅の共同住宅を建てる場合は


その性能強化費用相当額の10%(上限あり)を所得税から控除されます





それぞれ細かい規定・条件等はありますが概ねこんな感じでしょう!


たしかに自分で家を建てたいと思う人ならだれもが一生住めると思って建てますよね?


ところが30年もたったらなんだかんだで立て替えたくなったりしませんか?


もちろん構造的な老朽化よりも設備やデザインの陳腐化が大きな要因でしょう


柱や梁に問題がなければリフォームすればいいだけのこと







ところがそうは行かない建物が多いのも問題で


壁をはがすとカビは生えてたり柱や土台が腐ってる


あんまりひどいと立て替えたほうが安い!


なんて話にもなりますが...


その安い建替えはまた長持ちしない家でしょ!






長く住める家を建てるのに重要なのは構造躯体である


基礎・柱や梁・床・屋根などにお金を使いましょう!


どうせ取り替えなきゃいけない風呂やトイレ・キッチンなどの住宅設備は


新築時にはシンプルなもので抑えておきましょう


体に悪いだけでどうせ切れちゃう壁紙はやめて自分で珪藻土を塗ったり板を張ったり


そのほうがマイホームに対して愛着も沸くし補修も楽です






建築にはスケルトン(骨格)・インフィル(内外装・設備・間取)という用語がありますが


スケルトン(骨格)にお金をかけ長持ちするように


インフィル部分の更新を考慮して計画するという発想


これが長期優良住宅認定制度の目的にも合致するものです






だからといって木質ラーメン構造で自邸を建てたいと思っても高いなぁ~