築25年の2×4住宅


洗面脱衣室の床は合板の上に塩ビシートが貼ってあるのだが


浴室入口ドア付近が腐って抜け落ちそうだった


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めくって見たら下地はボロボロと崩れ基礎のコンクリートも見える


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普通は床を作り直したりするのだろうが


重たいドラム式の洗濯乾燥機を動かすのも大変


洗面台を動かすには設備工事も発生する


さらに建て替えの予定が無い訳でもなく勿体無いしと予算も限られる


ということで今回は脱衣室の入口側半分だけ考えるという方針に





0.75坪の約半分だけの補修となった今回の物件


腐った土台を入換えて既存の塩ビシート仕上の上にそのまま下地合板を貼り


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そこに施主手配の竹製フローリングを張った


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浴室との境に框、反対側のトイレ入口下に巾木をつけて終了


浴室側から見ると


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框は施主が自分で塗るということで完了です


床の高さは玄関ホールからの入口敷居にあわせてある





竹製のフローリングは環境負荷も少ないし(成長が早い)


抗菌作用もあって水にもつよい建材として最近人気である


今回は新製品で竹を高圧で成型しているとかで更に高耐久とのこと


現場の大工さんが「竹だと聞いたけど竹じゃねぇな、ヒノキかぁ~?」だって




大工さん一人で1日仕事で済んだので工賃も安く上がった今回の修繕


職人は中途半端なかっこ悪い仕事は嫌がるので床全体(0.75坪)をやり直したいだろう


リフォーム専門会社の営業マンも同様に小さな仕事は大きくしたがるだろう


設計事務所のアイディア、材料工法の選定と職人の技術


どちらか一方だけでは大きな満足は得られなかったかもしれない