2012年 10月の記事一覧
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「favorite place」 と題して、私のお気に入りの場所など、ご紹介して参ります。
第1回は、和歌山工房から車で10分程の場所にある灯台…。
「雑賀崎灯台」
灯台好きなので。。。
いくつもの灯台を見てきましたが、そのなかでも上位にランキングされる見晴らしが素晴らしい灯台…。
中世に雑賀崎城があったとされる雑賀崎の「鷹の巣」と呼ばれる、切り立った崖の頂上にひっそりと聳えたっています
180度以上、紀伊水道に面した場所に位置し、灯台から望むサンセットは ◎ です。
Data
初点灯 1960年3月31日
所在地 和歌山県和歌山市雑賀崎字鷹巣山809-2、810-2
地上~頂部高さ 14m
水面~灯火高さ 75.7m
第1回は、和歌山工房から車で10分程の場所にある灯台…。
「雑賀崎灯台」
灯台好きなので。。。
いくつもの灯台を見てきましたが、そのなかでも上位にランキングされる見晴らしが素晴らしい灯台…。
中世に雑賀崎城があったとされる雑賀崎の「鷹の巣」と呼ばれる、切り立った崖の頂上にひっそりと聳えたっています
180度以上、紀伊水道に面した場所に位置し、灯台から望むサンセットは ◎ です。
Data
初点灯 1960年3月31日
所在地 和歌山県和歌山市雑賀崎字鷹巣山809-2、810-2
地上~頂部高さ 14m
水面~灯火高さ 75.7m
モックアップ。
外観の検討や機能の確認のために試作される原寸模型のことをこう呼びます。
建物自体は大きすぎるので 全体のモックアップは作れませんが、人が頻繁に利用し、その動作と関係する部分(家具など)、しかも図面だけで判断し難い場合は、工事現場でモックアップを製作し、実物に触れながら、寸法や機構を決定していきます。
写真は、現在工事中の現場で製作したモックアップ…。
ディスプレイケースです。
今後、実際に利用される方にモックアップに触れていただき、
「棚はもう少し高い方がいい。」
「開閉は前面で行う方が安全で良い。」
「全面に引出しがあった方が良い。」
などの意見を伺い、最終のカタチに反映していきます。
やはり、実際のモノがあるとコミュニケーションの密度も格段に高くなります。
住宅などでもモックアップ製作することがありますが、建主さんがよく仰るのは、
「図面ではもっと○○だと思っていたけど、実際は○○だった。」
頭で考え、想像するのと、実物に触れ、肌で感じるのとには、少しひらきがあるコトもあります…。
モックアップを作っていただいた職人さん、ありがとうございました。
外観の検討や機能の確認のために試作される原寸模型のことをこう呼びます。
建物自体は大きすぎるので 全体のモックアップは作れませんが、人が頻繁に利用し、その動作と関係する部分(家具など)、しかも図面だけで判断し難い場合は、工事現場でモックアップを製作し、実物に触れながら、寸法や機構を決定していきます。
写真は、現在工事中の現場で製作したモックアップ…。
ディスプレイケースです。
今後、実際に利用される方にモックアップに触れていただき、
「棚はもう少し高い方がいい。」
「開閉は前面で行う方が安全で良い。」
「全面に引出しがあった方が良い。」
などの意見を伺い、最終のカタチに反映していきます。
やはり、実際のモノがあるとコミュニケーションの密度も格段に高くなります。
住宅などでもモックアップ製作することがありますが、建主さんがよく仰るのは、
「図面ではもっと○○だと思っていたけど、実際は○○だった。」
頭で考え、想像するのと、実物に触れ、肌で感じるのとには、少しひらきがあるコトもあります…。
モックアップを作っていただいた職人さん、ありがとうございました。
現場監理って、どんなコトをするのですか?と訪ねられることがあります…。
たとえば、設計図で指定した素材、部材について、工事現場で実際のサンプルの中から吟味し、採用素材を選定していくコトも、現場監理の重要な仕事の一つです。
写真は、外壁に使用する竪羽目板張りの樹種、着色塗材の選定作業。
同じ言葉でも、声の大きさ、アクセント、トーン、によって聞き手の印象が全く変わってしまうように、同じ羽目板張りでも、樹種、板幅、色、艶などによって空間イメージが全く違ったモノになってしまいます。
素材選定は、対象の空間だけでなく、他空間との連続性も意識しつつ、全体のデザインコンセプトに沿って、コーディネートすることが重要…。
工事現場では、設計のように「やり直し」がききません。
設計とは違う意味での想像力、判断力が要求されます…。
現場では、嬉しい誤算が発生することもあります。
建築として姿を現してきたとき、想像以上に… というようなケースです。
そういった現場の状態を見つめながら、良い部分を更に活かす判断ができるよう、設計図では、敢えて素材表現に幅をもたせるコトもあります。
設計で素材、質感のイメージは決定しながらも、多少の余地を残す…。
そのうえ現場において再考し、デザインを熟成すること。
それが建モノづくりの醍醐味だと思います。
たとえば、設計図で指定した素材、部材について、工事現場で実際のサンプルの中から吟味し、採用素材を選定していくコトも、現場監理の重要な仕事の一つです。
写真は、外壁に使用する竪羽目板張りの樹種、着色塗材の選定作業。
同じ言葉でも、声の大きさ、アクセント、トーン、によって聞き手の印象が全く変わってしまうように、同じ羽目板張りでも、樹種、板幅、色、艶などによって空間イメージが全く違ったモノになってしまいます。
素材選定は、対象の空間だけでなく、他空間との連続性も意識しつつ、全体のデザインコンセプトに沿って、コーディネートすることが重要…。
工事現場では、設計のように「やり直し」がききません。
設計とは違う意味での想像力、判断力が要求されます…。
現場では、嬉しい誤算が発生することもあります。
建築として姿を現してきたとき、想像以上に… というようなケースです。
そういった現場の状態を見つめながら、良い部分を更に活かす判断ができるよう、設計図では、敢えて素材表現に幅をもたせるコトもあります。
設計で素材、質感のイメージは決定しながらも、多少の余地を残す…。
そのうえ現場において再考し、デザインを熟成すること。
それが建モノづくりの醍醐味だと思います。
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