2012年 11月の記事一覧
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吹田市 北千里
【三色彩道】と名づけられた並木道の紅葉です…。
ホント、美しかったので、皆さんにも【晩秋】をお裾分けいたします。
長年、吹田市に住んでいたので、北千里は馴染み深い場所ではあったのですが、紅葉シーズンにこの並木道を通りがかったのは、昨年箕面市の工事現場に通っている時がはじめてでした。
植樹されているのは、トウカエデ、タイワンフウ、アメリカフウという落葉樹。
はじめてみた時の印象的な美しさが忘れられず、再びやって参りました。。
ちなみに私が気に入っているのは、下の一枚。
緑から黄、橙、赤へのグラデーションバランスが絶妙です…。
立地、日当り、成育環境など、様々な要因で、このグラデーションがつくりだされたのでしょうが、自然がつくりだす普遍的な美しさは何ものにも変えがたいものがありますね。
建築物も街並みや風景を構成する大切な要素ではありますが、このような並木道をみると、【道】の重要性について、改めて考えさせられます…。
もっと街中にも、こういう道がたくさん増えて、ジョギングや散歩、仕事での移動が少しでも楽しくなって、みんなの活力になればいいですよねっ!
【三色彩道】と名づけられた並木道の紅葉です…。
ホント、美しかったので、皆さんにも【晩秋】をお裾分けいたします。
長年、吹田市に住んでいたので、北千里は馴染み深い場所ではあったのですが、紅葉シーズンにこの並木道を通りがかったのは、昨年箕面市の工事現場に通っている時がはじめてでした。
植樹されているのは、トウカエデ、タイワンフウ、アメリカフウという落葉樹。
はじめてみた時の印象的な美しさが忘れられず、再びやって参りました。。
ちなみに私が気に入っているのは、下の一枚。
緑から黄、橙、赤へのグラデーションバランスが絶妙です…。
立地、日当り、成育環境など、様々な要因で、このグラデーションがつくりだされたのでしょうが、自然がつくりだす普遍的な美しさは何ものにも変えがたいものがありますね。
建築物も街並みや風景を構成する大切な要素ではありますが、このような並木道をみると、【道】の重要性について、改めて考えさせられます…。
もっと街中にも、こういう道がたくさん増えて、ジョギングや散歩、仕事での移動が少しでも楽しくなって、みんなの活力になればいいですよねっ!
やっと、一期工事が完了です。
今から、保育園のお引っ越し…。
園児のみんなも大移動です。
早く新しい園舎に馴染んでくれると嬉しいのですが…。
その後、竣工に向けて、2期工事のスタートです!
まだ、先は長いですが、 皆さんよろしくお願い致します。
今から、保育園のお引っ越し…。
園児のみんなも大移動です。
早く新しい園舎に馴染んでくれると嬉しいのですが…。
その後、竣工に向けて、2期工事のスタートです!
まだ、先は長いですが、 皆さんよろしくお願い致します。
今回は、今夏の休暇で訪れたイサムノグチ庭園美術館についてお話しようと思います 。
場所は、香川県高松市牟礼町…。
非常に良質な花崗岩、「庵治石」の産地で、建築的にも有名な地。
彫刻家イサム・ノグチ氏は、石の研究と創作活動のため、この地にアトリエを構え、以後20年余りの間、NYと往来しながら、数々の作品を制作。
現在、そのアトリエや展示蔵、住居、彫刻庭園などが美術館として一般公開されています。
この美術館は、火・木・土しか開館おらず、往復葉書による完全予約制。
と、かなりハードルが高く、気軽に見学に行ける場所でもありません。しかし、それでも私は見たいんだ~!! という熱意ある見学者達がたくさん訪れていました。
庭園内150点あまりの彫刻作品を含め、アトリエなど、全て撮影禁止ですので、ここでお見せできず誠に残念なのですが、彫刻作品、アトリエ、住居とも、ただただ「素晴らしい」の一言…。
幾何学的、西洋的な要素と「和」の思想をあわせもった彼独自の感性がどの作品にも表れているように感じました。
作品から、僕が感じたコトは、
彼の自然石に対する尊敬の念…。
自然石、それぞれの個性を尊重したうえで、石それぞれに心を開かせるため、まるで対話するように彼の意志を刻み、宿しているように感じました。
彼の彫刻は、その一部を刻むだけで、意志が全体に波及し、自然石がもつ、文字通りの自然さと、非自然さ(幾何学的意志)がコントラストを生みだし、一つの作品の中で互いに讃えあっているようでした…。
重要なのは、石(自然)を支配するのではなく、石と時間をかけて対話し、その要所を見極め、少し手を加えるだけで、石を活かしてやること。
そう教えられたような気がしました…。
そして、それは、建築にも、
さらに現在社会全般にも言えることではないかと…。
住宅建築でも、敷地やその周辺の自然環境を完全に支配、強引にコントロールしようと、全てを人工物で埋め尽くすと、すごく息苦しく、住みづらい建モノになってしまう…。
イサムノグチ氏の彫刻のように、対象(敷地・自然景観)の個性を良く読むことで、その持ち味を引き出し、人工物(建築)と自然が互いに引き立てあう建築デザインが、今後求められるように感じました。
イサムノグチ庭園美術館…。彫刻に興味がある方のみならず、一度ご覧いただく価値のある作品ばかりです。
是非一度、足をお運びください。
場所は、香川県高松市牟礼町…。
非常に良質な花崗岩、「庵治石」の産地で、建築的にも有名な地。
彫刻家イサム・ノグチ氏は、石の研究と創作活動のため、この地にアトリエを構え、以後20年余りの間、NYと往来しながら、数々の作品を制作。
現在、そのアトリエや展示蔵、住居、彫刻庭園などが美術館として一般公開されています。
この美術館は、火・木・土しか開館おらず、往復葉書による完全予約制。
と、かなりハードルが高く、気軽に見学に行ける場所でもありません。しかし、それでも私は見たいんだ~!! という熱意ある見学者達がたくさん訪れていました。
庭園内150点あまりの彫刻作品を含め、アトリエなど、全て撮影禁止ですので、ここでお見せできず誠に残念なのですが、彫刻作品、アトリエ、住居とも、ただただ「素晴らしい」の一言…。
幾何学的、西洋的な要素と「和」の思想をあわせもった彼独自の感性がどの作品にも表れているように感じました。
作品から、僕が感じたコトは、
彼の自然石に対する尊敬の念…。
自然石、それぞれの個性を尊重したうえで、石それぞれに心を開かせるため、まるで対話するように彼の意志を刻み、宿しているように感じました。
彼の彫刻は、その一部を刻むだけで、意志が全体に波及し、自然石がもつ、文字通りの自然さと、非自然さ(幾何学的意志)がコントラストを生みだし、一つの作品の中で互いに讃えあっているようでした…。
重要なのは、石(自然)を支配するのではなく、石と時間をかけて対話し、その要所を見極め、少し手を加えるだけで、石を活かしてやること。
そう教えられたような気がしました…。
そして、それは、建築にも、
さらに現在社会全般にも言えることではないかと…。
住宅建築でも、敷地やその周辺の自然環境を完全に支配、強引にコントロールしようと、全てを人工物で埋め尽くすと、すごく息苦しく、住みづらい建モノになってしまう…。
イサムノグチ氏の彫刻のように、対象(敷地・自然景観)の個性を良く読むことで、その持ち味を引き出し、人工物(建築)と自然が互いに引き立てあう建築デザインが、今後求められるように感じました。
イサムノグチ庭園美術館…。彫刻に興味がある方のみならず、一度ご覧いただく価値のある作品ばかりです。
是非一度、足をお運びください。
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