モックアップ。

外観の検討や機能の確認のために試作される原寸模型のことをこう呼びます。

建物自体は大きすぎるので 全体のモックアップは作れませんが、人が頻繁に利用し、その動作と関係する部分(家具など)、しかも図面だけで判断し難い場合は、工事現場でモックアップを製作し、実物に触れながら、寸法や機構を決定していきます。

写真は、現在工事中の現場で製作したモックアップ…。
ディスプレイケースです。

今後、実際に利用される方にモックアップに触れていただき、
「棚はもう少し高い方がいい。」
「開閉は前面で行う方が安全で良い。」
「全面に引出しがあった方が良い。」
などの意見を伺い、最終のカタチに反映していきます。

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やはり、実際のモノがあるとコミュニケーションの密度も格段に高くなります。

住宅などでもモックアップ製作することがありますが、建主さんがよく仰るのは、
「図面ではもっと○○だと思っていたけど、実際は○○だった。」

頭で考え、想像するのと、実物に触れ、肌で感じるのとには、少しひらきがあるコトもあります…。

モックアップを作っていただいた職人さん、ありがとうございました。