2012年 6月の記事一覧
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<見沼田んぼを望む河岸段丘に立つ家/Taさんの家>の敷地は、さいたま市の遺跡発掘調査対象地域に含まれているのです。そこで工事着工の60日前までに教育委員会に書類提出をし、試掘をします。縄文期の遺跡が埋まっている可能性があるそうです。
仮に何かが出てきても最終的には工事はできるようですが、工事着手が伸びる可能性もありますから建て主さん及び設計者にとってはなにも出て来ない方がハッピーなわけです。
4列のトレンチを掘り、深さは関東ローム層まででした。そこより下には縄文期のものはないそうです。何日か掛けるのかと思ったら、何も出なかったせいでしょうか数時間で終わってしまいました。何も出てこなかったので、やれやれです。
過去に一度だけ、やはり発掘調査をしなければいけない敷地で設計監理を行いました。「林五ビル」というオフィスビルで、千代田区の五番町で江戸城の外堀の内側ですので、江戸時代の遺跡が何か出る可能性があるとのことで、深さ2mぐらいは掘り、面積もかなり大きく掘りました。この時も何も出ず。工事に支障はありませんでしたが・・・・・・・。
今回も「林五ビル」程ではないにしろもう少し時間を掛けるのかと思っていたので、拍子抜けでした。
アトリエラビリンス建築環境設計
<見沼田んぼを望む河岸段丘に立つ家/Taさんの家>基本設計の途中経過です。
基本的なプランニングに変更はありませんが、建てぬしさんから、書斎、子供室、浴室、洗面脱衣室をもう少し大きくという、リクエストがあり、全体を南北方向に425伸ばしました。
また、擁壁に関して、当初道路側からの見て4M程の高さがありましたが(壁面緑化する予定ではいましたが)、これは小さいお子さんが道路側に転落しないという意味もあったのですが、圧迫感を減じたいということで高さを1.5M程にして、敷地に勾配をつけて法面を作り擁壁に擦り合わせていくということになりました。転落防止には擁壁際に植栽をしようということになりました。このことによって敷地から見沼田んぼ側への連続性が増しました。
また建物北側の建物から延長された袖壁について、これを取りやめここも植栽で同じような機能を持たせようということになりました。この北側袖壁と南側袖壁と擁壁の立ち上がりで、囲まれたセミ-コート的なイメージを描いていたのですが、建てぬしさんはお会いした時にはハードな解決を望む方だとイメージしていましたが、建物本体はハードでも外構的な部分は緑を多くしたソフトなイメージをお持ちだということがわかってきました。
こういうことはやはりコミュニケーションを重ねて行ってだんだんとわかるることですね。コミュニケーションは大事です。
アトリエラビリンス建築環境設計
基本的なプランニングに変更はありませんが、建てぬしさんから、書斎、子供室、浴室、洗面脱衣室をもう少し大きくという、リクエストがあり、全体を南北方向に425伸ばしました。
また、擁壁に関して、当初道路側からの見て4M程の高さがありましたが(壁面緑化する予定ではいましたが)、これは小さいお子さんが道路側に転落しないという意味もあったのですが、圧迫感を減じたいということで高さを1.5M程にして、敷地に勾配をつけて法面を作り擁壁に擦り合わせていくということになりました。転落防止には擁壁際に植栽をしようということになりました。このことによって敷地から見沼田んぼ側への連続性が増しました。
また建物北側の建物から延長された袖壁について、これを取りやめここも植栽で同じような機能を持たせようということになりました。この北側袖壁と南側袖壁と擁壁の立ち上がりで、囲まれたセミ-コート的なイメージを描いていたのですが、建てぬしさんはお会いした時にはハードな解決を望む方だとイメージしていましたが、建物本体はハードでも外構的な部分は緑を多くしたソフトなイメージをお持ちだということがわかってきました。
こういうことはやはりコミュニケーションを重ねて行ってだんだんとわかるることですね。コミュニケーションは大事です。
アトリエラビリンス建築環境設計
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