2013年 4月の記事一覧
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<上尾のリフォーム/Egさんの家>の設計がスタートしました。
基本的なご希望は、
・外壁裏にも、1階床下にも断熱材が入っていない状況で非常に寒い現状を変えたい。
特に浴室、洗面脱衣室を改善したい
・1階のキッチンとリビング・ダイニングを一体化して使いやすくしたい
・2階の使われていない2室を1室化して使いやすくしたい
・リビング・ダイニングを明るくしたい
他にもいろいろあります。
建てられたのが三十数年前で、1981年の建築基準法改正の前ですから、温熱環境の向上は無論のこと、断熱材を壁に入れ込むと同時に構造補強をします。空間を一体化するにあたって、柱を除去したいところもあるのですが、天井裏がよくのぞき込めないこともあり、天井を剝がして、精査をしてから結論を出す部分もあります。
サッシュを交換したいところもあるのですが、外壁が、モルタル・リシン仕上げの上に、ペナペナの『パットサイデリア』が貼られてしまっていて、サッシュとの取り合いが手間がかかり過ぎてしまうようなところもあります。
いずれにせよ細部の詰めはこれからです。
アトリエラビリンス建築環境設計
先日立て続けに3か所、たたき台の案を提出するために敷地検分に行ってきましたが、そのうち2か所で桜が敷地にとって重要な意味を持つものでした。
1か所は鎌倉で、ものの見事なしだれ桜が敷地内に咲き誇っていました。これは、敷地がこれから造成整備されてしまうに当たって建てぬしさんが残すように指示した樹木です。
もう1か所は八潮で、道路を隔てた正面にそれほど立派とは言えませんがソメイヨシノが咲き誇っていました。
家を計画していく上で、このような潤いをもたらすシンボル的な植物は大変重要な要素です。鎌倉はもうたたき台の案を出しましたが、八潮はこれからです。乞うご期待。
アトリエラビリンス建築環境設計
<見沼田んぼを望む河岸段丘に立つ家/Taさんの家>の工事が進行中です。
大工さんが4人も入って外壁下地、屋根下地などが着々と進行しています。この住宅は鉄骨造ですが、外断熱+モルタル仕上げということがあって、鉄の軽量チャンネルにビスで留める方式だと、重い外壁を鉄の薄い1.6~2.3mmで留め付ける不安があるため、木下地とすることとしました。これはコスト等の理由がある時にも使う手法です。
メインの大工さんは建築士会の集まりで、顔を合わせたこともある角間さんでした。
アトリエラビリンス建築環境設計
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