昨年買った「データロガー」という刻々と室温と湿度を計る道具と、放射温度計という物の表面温度を計る道具が宝の持ち腐れになっています。

昨年とりあえず、スタッフの金子さんの自宅と我が家の室温を調べるために「データロガー」を使ったのですが、データは残っていますが、まとまっていません。
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そこで、今ちょうどエタニ電機の5階改修工事が始まり、その改修の大きな目的の一つが室温の改善で、屋根面に断熱塗料の「ガイナ」を塗り、天井面と東内壁面の裏側にグラスウールを補填し、西内壁面の打ち放しコンクリートに「ガイナ」を塗るので、工事前、工事後の、室温差を計測するために、久々に「データロガー」を据えました。

我が家ももう一度計測することとなり、1台据えました。

各地の外気温がネット上で拾えるので、外気温と室温を組み合わせたグラフと、図面に「データロガー」の据え付け位置を記入した図と、各部分の表面温度を示した図表と冷暖房機器を運転した時間帯の図表を、セットにした書式を作ろうと思っています。これは前々からやりたいと思っていたことなのですが、いまだ出来ていないので、何とか今回、これを契機に作りたいです。自分で設計した住宅で、自分でも室温を把握したい住宅がいっぱいあるので、データを集積していきたいと思っています。

アトリエラビリンス建築環境設計