2010年 1月の記事一覧
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久々のRC造です。
しかも寒中工事です。
都会の皆さんには珍しいかもしれませんが、
こんな事は普通にやります。
最近の気象情報はすごい精度ですね。
雪の予報どころか冬風の強さまで伝えてくれます。
寒波が去って、季節風が弱まった!
良しコンクリート打ちだ!!
早朝から打ち始めて昼に打ち終わる段取りをする。
午後いっぱいをかけて暖気養生の作業ができます。
ブルーシートで隙間なくすっぽりと覆って、
4台のジェットヒーターフル稼働です。
そんなわけでまるで風船のように
ぽっかりとふくらんでるんです。
しかも寒中工事です。
都会の皆さんには珍しいかもしれませんが、
こんな事は普通にやります。
最近の気象情報はすごい精度ですね。
雪の予報どころか冬風の強さまで伝えてくれます。
寒波が去って、季節風が弱まった!
良しコンクリート打ちだ!!
早朝から打ち始めて昼に打ち終わる段取りをする。
午後いっぱいをかけて暖気養生の作業ができます。
ブルーシートで隙間なくすっぽりと覆って、
4台のジェットヒーターフル稼働です。
そんなわけでまるで風船のように
ぽっかりとふくらんでるんです。
盆地を北に見下ろす、
古い集落と湧水のせせらぎ、
そして桃の果樹園に囲まれた里山にある。
古い民家に共通のデザインボキャブラリーを取り入れ、
場にふさわしい表情ができた。
外壁は藁入りの土塗り壁と
杉板に古色塗りのコンビネーション。
屋根はいぶし銀色のたちはぜ葺き。
家主は、各地の名刹を訪ねては
採取したもみじの種から苗作りをし、
樹に育て上げる趣味を持つ。
高じて、市街地の小さな庭ではどうにもならなくなった。
「もみじとともに暮らす家」 それがご主人唯一の要望だった。
芽吹きが待ち遠しい、
冬の日の引渡しだった。
古い集落と湧水のせせらぎ、
そして桃の果樹園に囲まれた里山にある。
古い民家に共通のデザインボキャブラリーを取り入れ、
場にふさわしい表情ができた。
外壁は藁入りの土塗り壁と
杉板に古色塗りのコンビネーション。
屋根はいぶし銀色のたちはぜ葺き。
家主は、各地の名刹を訪ねては
採取したもみじの種から苗作りをし、
樹に育て上げる趣味を持つ。
高じて、市街地の小さな庭ではどうにもならなくなった。
「もみじとともに暮らす家」 それがご主人唯一の要望だった。
芽吹きが待ち遠しい、
冬の日の引渡しだった。
昨年暮れ、断熱屋さんと話す機会がありました。
「水発泡のウレタンフォームはほんとに画期的ですよね。
ご自宅も当然そうしているのでしょう?」
「はい。でも引越し当初は前が寒かったですからほんと快適でしたが、
最近ではそれが当たり前ですからなんとも思わなくなりました。
冬は冬らしく少しは寒くないと体がなまってしまうようで
ちょっと怖いです。」
人間は常にないものねだりをするものなのですね。
ちなみに標高1100メートルのヘムロックヒルでは断熱材は
グラスウール16KG/㎥厚み100mmです。気密性能なしの家です。
とても寒いですが特に困っていません。
家の中心に据えた薪ストーブの火を冬中絶やさないからです。
そして浴室のガラスにはここ数日の寒波到来で毎朝、
美しい氷の華が咲きます。
毎朝、華のかたちが違うんですよ。
ROW-Eガラスのぬくぬく住宅では出会う事のない
冬の楽しみです。
「水発泡のウレタンフォームはほんとに画期的ですよね。
ご自宅も当然そうしているのでしょう?」
「はい。でも引越し当初は前が寒かったですからほんと快適でしたが、
最近ではそれが当たり前ですからなんとも思わなくなりました。
冬は冬らしく少しは寒くないと体がなまってしまうようで
ちょっと怖いです。」
人間は常にないものねだりをするものなのですね。
ちなみに標高1100メートルのヘムロックヒルでは断熱材は
グラスウール16KG/㎥厚み100mmです。気密性能なしの家です。
とても寒いですが特に困っていません。
家の中心に据えた薪ストーブの火を冬中絶やさないからです。
そして浴室のガラスにはここ数日の寒波到来で毎朝、
美しい氷の華が咲きます。
毎朝、華のかたちが違うんですよ。
ROW-Eガラスのぬくぬく住宅では出会う事のない
冬の楽しみです。
新年明けましておめでとうございます。
いつも私のブログをご覧頂いているお一人お一人にご挨拶申し上げます。
私はスプリンググリーンを訪ねたあの秋の日を
何度も何度も思い出します。
F.L.ライトの豊かな発想はその生い立ちによるものが大きいでしょうが、
その発想を具現化する手法として、
日本の美意識、意匠処理に学んでいた事は明らかです。
そうした美を日本人でないアメリカ人のライトが
客観的、論理的に建築デザインとして昇華し、
現在も色あせずに見せてくれているのです。
ライトの建築はヨーロッパ人から見て
とてつもなく神秘的に見えるでしょうが、
日本人の私から見ると必然のデザインであり
おそらく、正しく理解できていると思います。
このスプリンググリーンのライトのスタジオ「タリアセン」は、
同じ職業人としてのライトの心に
直にふれることのできる私にとっての「聖地」です。
そして、今年またここを訪ねるつもりです。
いつも私のブログをご覧頂いているお一人お一人にご挨拶申し上げます。
私はスプリンググリーンを訪ねたあの秋の日を
何度も何度も思い出します。
F.L.ライトの豊かな発想はその生い立ちによるものが大きいでしょうが、
その発想を具現化する手法として、
日本の美意識、意匠処理に学んでいた事は明らかです。
そうした美を日本人でないアメリカ人のライトが
客観的、論理的に建築デザインとして昇華し、
現在も色あせずに見せてくれているのです。
ライトの建築はヨーロッパ人から見て
とてつもなく神秘的に見えるでしょうが、
日本人の私から見ると必然のデザインであり
おそらく、正しく理解できていると思います。
このスプリンググリーンのライトのスタジオ「タリアセン」は、
同じ職業人としてのライトの心に
直にふれることのできる私にとっての「聖地」です。
そして、今年またここを訪ねるつもりです。
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