2010年 4月の記事一覧
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八ヶ岳南麓に移住して17年にもなり
ずいぶんたくさんの建築をしてきました。
でもオープンハウスで作品をお披露目するのは
実は初体験なのでした。
主な活動フィールドが八ヶ岳の山岳エリアですから、
皆さんなかなかいらしていただけないでしょうし、
いつも完成までにエネルギーを使い果たして
とてもオープンハウスをやる余力が残っていない、
という事もありましたし、
だいいち恥ずかしいです。
でも今回はパートナースタッフのSちゃんが
「やるべきでしょ。」と背中を押してくれましたし、
建て主も快く了解してくれましたし。
新品のスリッパと白手袋を七組用意しました。
天気も上々。
結果的には旧建て主さん、将来の建て主さん、大工さん、
ご同業の方々、友人、
色々な方がお見えになり
たくさんお話できて大忙しでした。
次にまた条件が整いオープンハウスできるのはいつになるでしょうか。
今から楽しみです。
ずいぶんたくさんの建築をしてきました。
でもオープンハウスで作品をお披露目するのは
実は初体験なのでした。
主な活動フィールドが八ヶ岳の山岳エリアですから、
皆さんなかなかいらしていただけないでしょうし、
いつも完成までにエネルギーを使い果たして
とてもオープンハウスをやる余力が残っていない、
という事もありましたし、
だいいち恥ずかしいです。
でも今回はパートナースタッフのSちゃんが
「やるべきでしょ。」と背中を押してくれましたし、
建て主も快く了解してくれましたし。
新品のスリッパと白手袋を七組用意しました。
天気も上々。
結果的には旧建て主さん、将来の建て主さん、大工さん、
ご同業の方々、友人、
色々な方がお見えになり
たくさんお話できて大忙しでした。
次にまた条件が整いオープンハウスできるのはいつになるでしょうか。
今から楽しみです。
間取り設計の第一歩は
まず家の入口(玄関)の位置を決める事です。
冬風や春の突風の吹く方向を避けることや、
道路やカーポートとの関係など
考慮する事は多くあります。
家への出入りは気持ちよい日々を送るための
重要なポイントです。
ここを間違えるとこのあと何をどうやってもうまくいきません。
できる事ならば玄関は南入りが最も望ましい。
ですが限られた土地の中で部屋を南面させたいですから、
うまくいかないこともあります。
また、敷地の北側が道路だったりすれば
玄関を南にする事は間取りに無理があります。
環境の流れや、人の動線など
無理なく自然である事が優先されます。
南入りができなければ次に東入り、
その次に西入り、
もうそれしか手がなければ北入りです。
何れにせよ、冬風、クルマの直進圧迫感など、
外構処理的に回避は可能です。
間取り設計の第一歩はまず入口の位置を決める事。
まず家の入口(玄関)の位置を決める事です。
冬風や春の突風の吹く方向を避けることや、
道路やカーポートとの関係など
考慮する事は多くあります。
家への出入りは気持ちよい日々を送るための
重要なポイントです。
ここを間違えるとこのあと何をどうやってもうまくいきません。
できる事ならば玄関は南入りが最も望ましい。
ですが限られた土地の中で部屋を南面させたいですから、
うまくいかないこともあります。
また、敷地の北側が道路だったりすれば
玄関を南にする事は間取りに無理があります。
環境の流れや、人の動線など
無理なく自然である事が優先されます。
南入りができなければ次に東入り、
その次に西入り、
もうそれしか手がなければ北入りです。
何れにせよ、冬風、クルマの直進圧迫感など、
外構処理的に回避は可能です。
間取り設計の第一歩はまず入口の位置を決める事。
いつもブログをご覧になっていただきありがとうございます。
オープンハウスのご案内です。
この建築は、敷地の特性を生かした
フィンランドログとモダンデザインとの融合をテーマにした混構造の住宅です。
建て主様の御厚意によりこのたびオープンハウスが実現いたしました。
日頃より私どもの仕事にご関心をいただいている皆様、
プロセスに携わっていただいた皆様に
ご感想、ご批評をいただきたく存じます。
ぜひ、ご興味のある方もお誘いあわせのうえ
春まだ浅い八ヶ岳高原にいらしてください。
日時 平成22年4月25日午後1時から5時
4月26日午前10時から午後5時
現地 山梨県北杜市大泉町谷戸・・・・ダイヤモンド八ヶ岳美術館ソサエティのすぐ南
主催 ヘムロックヒル建築家工房 中村大補(TEL080-5171-0790)
道に迷った・・・など遠慮なくご連絡下さい。
オープンハウスのご案内です。
この建築は、敷地の特性を生かした
フィンランドログとモダンデザインとの融合をテーマにした混構造の住宅です。
建て主様の御厚意によりこのたびオープンハウスが実現いたしました。
日頃より私どもの仕事にご関心をいただいている皆様、
プロセスに携わっていただいた皆様に
ご感想、ご批評をいただきたく存じます。
ぜひ、ご興味のある方もお誘いあわせのうえ
春まだ浅い八ヶ岳高原にいらしてください。
日時 平成22年4月25日午後1時から5時
4月26日午前10時から午後5時
現地 山梨県北杜市大泉町谷戸・・・・ダイヤモンド八ヶ岳美術館ソサエティのすぐ南
主催 ヘムロックヒル建築家工房 中村大補(TEL080-5171-0790)
道に迷った・・・など遠慮なくご連絡下さい。
八ヶ岳連峰の北端から南端全てを
見渡す事のできるここは、
もとはパラグライダーの発着基地だった。
そんなわけだから風がいつも吹いている。
ことに冬は諏訪湖方向からの風が吹き上がり
北東の風だ。
私の設計プログラムの中では
季節風の風向きと性質はかなりの
重要度である。
さて、それと引き換えにこの敷地には大絶景がある。
建て主家族はこの山塊の標高2350mにある
山小屋の番人である。
ハイシーズンは別として
週末以外はこの家の北窓から
我が職場?を優雅に遠望するというわけだ。
見渡す事のできるここは、
もとはパラグライダーの発着基地だった。
そんなわけだから風がいつも吹いている。
ことに冬は諏訪湖方向からの風が吹き上がり
北東の風だ。
私の設計プログラムの中では
季節風の風向きと性質はかなりの
重要度である。
さて、それと引き換えにこの敷地には大絶景がある。
建て主家族はこの山塊の標高2350mにある
山小屋の番人である。
ハイシーズンは別として
週末以外はこの家の北窓から
我が職場?を優雅に遠望するというわけだ。
5年後の事は誰にもわからないといわれています。
ことに若い世代はこれから家族も増えるかもしれませんし、
ハッピーリタイアメントのご夫妻も
息子さんや娘さんと同居する可能性も、
ご高齢のご両親を引き受ける事になるかもしれません。
あらゆることを想定していると
家は際限なく大きくなっていきます。
色々な事例に接していると、
大きくする分には増築をすれば良いですが、
大きく造りすぎてしまった家の、
結局は夫婦二人だけになったときの
維持の悪さといったらありません。
それでもライフスタイルを具体的にイメージしなければ、
設計が始まりません。
まずは、家に対する要望を、
矛盾をおそれずリストアップしてみましょう。
できればそれは、皆さんの都会の居間で考えずに
現地で考えるのも良いでしょう。
いきなり間取りを考えたりする前に
まず、「設計条件」これを徹底的に煮詰め、家族で議論し
決めてください。
ことに若い世代はこれから家族も増えるかもしれませんし、
ハッピーリタイアメントのご夫妻も
息子さんや娘さんと同居する可能性も、
ご高齢のご両親を引き受ける事になるかもしれません。
あらゆることを想定していると
家は際限なく大きくなっていきます。
色々な事例に接していると、
大きくする分には増築をすれば良いですが、
大きく造りすぎてしまった家の、
結局は夫婦二人だけになったときの
維持の悪さといったらありません。
それでもライフスタイルを具体的にイメージしなければ、
設計が始まりません。
まずは、家に対する要望を、
矛盾をおそれずリストアップしてみましょう。
できればそれは、皆さんの都会の居間で考えずに
現地で考えるのも良いでしょう。
いきなり間取りを考えたりする前に
まず、「設計条件」これを徹底的に煮詰め、家族で議論し
決めてください。
次に挙げるような土地は、
いくら安くてもどんなに勧められても
十分な調査なしに購入を決めてはいけません。
1、エリア全体の中で谷地状になった土地
雨水、地下水が集まります。いつも湿気が抜けず人にも建物にも不健康です。
クルミ、ミズキなどが自生しています。
2、接している道路よりも土地が低い
大雨ともなれば道路は河と化します。雨水が土地に流入します。
3、道路の突き当たりや、湾曲道路の外側ある土地
夜間クルマのヘッドランプが家の中に浸入します。
また、クルマが家に突っ込んでくる!と、常に不安です。
4、自生樹木が一本もなく平らで雑草が覆っている土地
十中八九、盛土や切土など加工された土地で、危険が覆い隠されているかも?
5、人の背丈を越えるようながけや古い石垣に面している土地
危険です。建築基準法的にも建築の制限を受けてしまいます。
6、傾斜角度30度を越えるような急傾斜地
不思議な事にこんな土地は商品として多く存在します。
危険です。数々の法的制限をクリアーしたとしても
建築コスト大です。
以上のような土地は設計士など専門家に意見を
求める事をおすすめします。
しかしながら、まったく非の打ち所のない土地というものは
おそらくありません。
重要なのは弱点を理解したうえで、
余りある良いところがあるかということですし、
欠点を特長として設計に活かす、
という事もあります。
何れにせよ土地とは出会いです。
「気持ちよい!」をたいせつに。
いくら安くてもどんなに勧められても
十分な調査なしに購入を決めてはいけません。
1、エリア全体の中で谷地状になった土地
雨水、地下水が集まります。いつも湿気が抜けず人にも建物にも不健康です。
クルミ、ミズキなどが自生しています。
2、接している道路よりも土地が低い
大雨ともなれば道路は河と化します。雨水が土地に流入します。
3、道路の突き当たりや、湾曲道路の外側ある土地
夜間クルマのヘッドランプが家の中に浸入します。
また、クルマが家に突っ込んでくる!と、常に不安です。
4、自生樹木が一本もなく平らで雑草が覆っている土地
十中八九、盛土や切土など加工された土地で、危険が覆い隠されているかも?
5、人の背丈を越えるようながけや古い石垣に面している土地
危険です。建築基準法的にも建築の制限を受けてしまいます。
6、傾斜角度30度を越えるような急傾斜地
不思議な事にこんな土地は商品として多く存在します。
危険です。数々の法的制限をクリアーしたとしても
建築コスト大です。
以上のような土地は設計士など専門家に意見を
求める事をおすすめします。
しかしながら、まったく非の打ち所のない土地というものは
おそらくありません。
重要なのは弱点を理解したうえで、
余りある良いところがあるかということですし、
欠点を特長として設計に活かす、
という事もあります。
何れにせよ土地とは出会いです。
「気持ちよい!」をたいせつに。
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