絵声2-本物の夜
投稿日:2009年05月22日金曜日 00時00分00秒
投稿者:PDOパッシヴデザインオーケストラ カテゴリー: General
日がどっぷりと暮れる。
とたんにあたりは鼻をつままれても
わからないほどの暗闇に・・・・・・・・。
隣の、そのまた隣の別荘の奥様が
そう言って、真っ暗な夜を怖がっていた。
都会で育った私も
この暮らしを始めたときは、
この「本物の夜」に驚いたものだ。
どんな泥棒でも
この暗さでは仕事も出来ないだろう、と
かえって安全に思ったものだ。
しだいに、
このモノクロームの月明かりの下で
まるで、重力から開放されるような気分や
星明りに包まれる心地よさを知ると、
夜の散歩がやみつきになった。
そして、
足元を見ようと思うから
見えないことが怖いのだ、と気がついた。
地面に足の裏を
ひとーつひとーつ、ぴたっぴたっと、
合わせていく、この感じ・・・・・。
これだ。
とたんにあたりは鼻をつままれても
わからないほどの暗闇に・・・・・・・・。
隣の、そのまた隣の別荘の奥様が
そう言って、真っ暗な夜を怖がっていた。
都会で育った私も
この暮らしを始めたときは、
この「本物の夜」に驚いたものだ。
どんな泥棒でも
この暗さでは仕事も出来ないだろう、と
かえって安全に思ったものだ。
しだいに、
このモノクロームの月明かりの下で
まるで、重力から開放されるような気分や
星明りに包まれる心地よさを知ると、
夜の散歩がやみつきになった。
そして、
足元を見ようと思うから
見えないことが怖いのだ、と気がついた。
地面に足の裏を
ひとーつひとーつ、ぴたっぴたっと、
合わせていく、この感じ・・・・・。
これだ。
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