大補のデザインディテール16-熱を貯金するサンルーム
投稿日:2009年09月12日土曜日 06時25分00秒
投稿者:PDOパッシヴデザインオーケストラ カテゴリー: General
サンルームの設計について、
私はよく金魚鉢にたとえて説明します。
お祭りですくってきたかわいい金魚を
ガラスの金魚鉢で飼う時、まずどうしますか?
底にきれいな玉砂利を敷きますね。
そして水を張って水草を浮かせたりします。
金魚は快適そうに泳ぐでしょう。
日中四方から太陽を取り込みますが
水は熱容量が大きいとはいえ
夜ともなれば熱はどんどん逃げて
水温は急下降してしまいます。
金魚はたまりません。熱を蓄えておく機能が必要です。
それが底に敷いた玉砂利です。
石は熱容量が大きいですから
日中の太陽熱を吸収して超高温になることを防ぎ、
夜間はゆっくりと放熱して水温低下を防ぐわけです。
無尽蔵の太陽エネルギーを冬期家いっぱいに
取り込むのは誰もが当たり前に望むことです。
ただその熱エネルギーも昼間は室内を
暖めたとしても夜間ともなれば
あっという間に散逸して急に温度低下します。
熱をいっぱいに取り込みそれを貯金しておく。
これがサンルームです。
そのかわり、夏は逆に出来るだけ開放的になり、
ことに夜間は床付近に直接夜風が当たるように
設計しておく必要があります。
サンルームはよくよく考えて設計しないと
効果がないばかりか大変始末の悪いものに
なります。
私はよく金魚鉢にたとえて説明します。
お祭りですくってきたかわいい金魚を
ガラスの金魚鉢で飼う時、まずどうしますか?
底にきれいな玉砂利を敷きますね。
そして水を張って水草を浮かせたりします。
金魚は快適そうに泳ぐでしょう。
日中四方から太陽を取り込みますが
水は熱容量が大きいとはいえ
夜ともなれば熱はどんどん逃げて
水温は急下降してしまいます。
金魚はたまりません。熱を蓄えておく機能が必要です。
それが底に敷いた玉砂利です。
石は熱容量が大きいですから
日中の太陽熱を吸収して超高温になることを防ぎ、
夜間はゆっくりと放熱して水温低下を防ぐわけです。
無尽蔵の太陽エネルギーを冬期家いっぱいに
取り込むのは誰もが当たり前に望むことです。
ただその熱エネルギーも昼間は室内を
暖めたとしても夜間ともなれば
あっという間に散逸して急に温度低下します。
熱をいっぱいに取り込みそれを貯金しておく。
これがサンルームです。
そのかわり、夏は逆に出来るだけ開放的になり、
ことに夜間は床付近に直接夜風が当たるように
設計しておく必要があります。
サンルームはよくよく考えて設計しないと
効果がないばかりか大変始末の悪いものに
なります。
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