隣の農家、といっても何百メートルも離れているのですが

例年ですともうすぐ霜が降りるので収穫はそろそろ終わりのはずなんですが、

今年は直売の市場が好評のせいか霜よけのハウスを大掛かりにかけて

まだまだやる気十分です。

おばさんは朝から花火をパンパン上げています。意外なことにおばさんは

花火上げが趣味、というわけではありません。

イノシシよけに効果があるそうなんです。

キツネ、タヌキ、シカなどほとんどの農家の敵は夜行性なので

朝からやって効果あるんでしょうか?今度聞いてみます。


さて、八ケ岳南麓には残念ながらクマがいないんです。

と私はこれから住人となる建て主に説明してきました。

クマの生息域は広大に必要でR20とR141に挟まれた八ヶ岳は島のようで、

クマの要求する生息域としてふさわしくない、と考えられてきました。

ところが最近クマ出没のうわさをよnullく聞くようになりました。

きのうばったり出くわした!とばかりに話す人に、

良く聞いてみると知り合いの、そのまた知り合いの話だったりして

どうもアヤシイのです。


そして最近、設計依頼をされたALT1200メートルあたりの森の中で、

大変なものを発見してしまいました。

どう見てもクマにしかできない深い鋭い爪あとが

ミズキの樹高さ1メートルのところに・・・・。

「やっぱり居るんだ!」

おもわず回りを見回してしまいました。