大補のデザインディテール17-合板を使う
投稿日:2009年10月01日木曜日 23時11分25秒
投稿者:PDOパッシヴデザインオーケストラ カテゴリー: General
合板は所詮合板、下地材程度と
思われている方は多いと思う。
しかしながら現代建築においてはもはや、
この合板抜きには成立しない。
構造強度も得られないし、釘の利く下地としては
欠かせないし、家具、建具も無しではあり得ない。
つい最近、合板を一切使わずに住宅を建ててほしい、
と要望された。それでいてQ1並の高気密、高断熱
もほしいと。真剣に悩んだ末、無理と結論した。
さて、私は合板が嫌いではない。
15年前に建てた自邸は、吉村順三をまねて
ラワン合板づくしとした。
ここ数年は米松板目(中杢柄)を好んで、
壁や建具に使っている。
かつては、定尺版を目透かし3ミリ、目地底に
同材の付き板、というのが定番であったが、
最近ではこの合板の断面が見えるのが
たまらなくいやになった。
そこで継ぎ目に目押し縁をする。
米松のあめ色と対比させてスプルースにしてみたり
赤く硬質のカリンにしてみたりする。
今度はアルミのジョイナーを使ってみようと思う。
思われている方は多いと思う。
しかしながら現代建築においてはもはや、
この合板抜きには成立しない。
構造強度も得られないし、釘の利く下地としては
欠かせないし、家具、建具も無しではあり得ない。
つい最近、合板を一切使わずに住宅を建ててほしい、
と要望された。それでいてQ1並の高気密、高断熱
もほしいと。真剣に悩んだ末、無理と結論した。
さて、私は合板が嫌いではない。
15年前に建てた自邸は、吉村順三をまねて
ラワン合板づくしとした。
ここ数年は米松板目(中杢柄)を好んで、
壁や建具に使っている。
かつては、定尺版を目透かし3ミリ、目地底に
同材の付き板、というのが定番であったが、
最近ではこの合板の断面が見えるのが
たまらなくいやになった。
そこで継ぎ目に目押し縁をする。
米松のあめ色と対比させてスプルースにしてみたり
赤く硬質のカリンにしてみたりする。
今度はアルミのジョイナーを使ってみようと思う。
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