鉄骨階段はゆれる。

鉄骨階段は角におでこをぶつけそうで怖い。

でもその優美さは他の材質、工法では表現できない。


ストックホルムのアスプルンドの図書館を見てきた建て主は

鉄骨の回り階段の採用を希望した。

本間至先生直伝のデザインを実践してみた。

今まで何度となくつくってきたが

今回の完成度は高い。

各部の材の太さ、厚みは原寸検討を繰り返して決めた。

重厚なRC打ち話の壁、天井と

繊細で、動きのある鉄骨階段のコントラストが美しい。

完成が楽しみ。null