次に挙げるような土地は、

いくら安くてもどんなに勧められても

十分な調査なしに購入を決めてはいけません。


1、エリア全体の中で谷地状になった土地

  雨水、地下水が集まります。いつも湿気が抜けず人にも建物にも不健康です。
  クルミ、ミズキなどが自生しています。

2、接している道路よりも土地が低い

  大雨ともなれば道路は河と化します。雨水が土地に流入します。
  
3、道路の突き当たりや、湾曲道路の外側ある土地

  夜間クルマのヘッドランプが家の中に浸入します。
  また、クルマが家に突っ込んでくる!と、常に不安です。

4、自生樹木が一本もなく平らで雑草が覆っている土地

  十中八九、盛土や切土など加工された土地で、危険が覆い隠されているかも?
  
5、人の背丈を越えるようながけや古い石垣に面している土地

  危険です。建築基準法的にも建築の制限を受けてしまいます。

6、傾斜角度30度を越えるような急傾斜地

  不思議な事にこんな土地は商品として多く存在します。
  危険です。数々の法的制限をクリアーしたとしても
  建築コスト大です。
 
以上のような土地は設計士など専門家に意見を

求める事をおすすめします。

しかしながら、まったく非の打ち所のない土地というものは

おそらくありません。

重要なのは弱点を理解したうえで、

余りある良いところがあるかということですし、

欠点を特長として設計に活かす、

という事もあります。

何れにせよ土地とは出会いです。

「気持ちよい!」をたいせつに。null