私が酔うと決まってギターをかき鳴らして歌う、

ニール・ヤングの「comes a time」という曲があります。

人は「今がその時っ!」とあくせく生きますが、

大自然のいとなみは悠々とした時を刻む・・・・。

そんなのんきな歌なのです。


先日、渓流に面した土地を調べていましたら、

大きなコブシの樹が見事に倒れていました。

根を見てみますと、

横根ばかりが発達して竪方向の直根が全然育っていません。

渓流の流れが時と共に変化して、

根が常に水にさらされることになったのでしょう。

水が大好きなコブシの木も多すぎる水は

根の発達が不良となります。

そのようにして自然界では常に命が更新されていきます。

同じ生き物でも人間とずい分違うんだな。null