遡ること３８年前、設計事務所勤務時に、名神高速道路豊中インターチェンジの近くで、大型ボーリング場の設計監理を任された時のクライアントと１０年後に再会できた切っ掛けは、大阪市北区で新築の地下１階地上３階建てのパチンコ店の設計監理を手がけている時に知り合ったスロットマシンの機械屋さんが小生を紹介してくれた人が偶然にも旧知の間柄だったのです。
早速この店舗と淀川区で完成したホールの処女作品を後日案内し気に入って戴いたことで、このオーナーとの仕事上の付き合いは、各店舗の改装工事を始め、新築、増築、用途変更などの工事の度に仕事を受け、二代目になられた社長と現在も続いている、ありがたい得意先である。

積立式月払いの建築方式で人気のあった、大手ハウスゼネコンの
指定工事会社である小さな工務店の現場監督時代に知り合った、
意気と技術に秀でた尊敬する鹿児島県出身の大工と、事務所開設
７年後に再会し、施主を紹介して貰った、木造２階建て在来工法
で、外壁と和室まわりに粗壁を採用した住宅である。

特に、かぶきもん調のゲートは小生の設計監理を離れ、
期間をおいて造園工事の際、棟梁の手により完成された力作である