去年12月に開催された小生の母校大阪工業大学工学部が主催した『第2回建築都市逍遥講座』は、2003年国の重要文化財に指定された大阪市中央区にある、棉業会館本館大ホールで開催された。本講座は、アリストテレスが創設した「逍遥学派」のように、大阪の街を逍遥(そぞろ歩き)しながら、建築と都市にかかわる哲学的な「知」に触れ議論を深めるとの説明が気に入り、前回に続き参加しました。今回の講師は、経済学者の竹中平蔵氏と、社会デザイン研究者の三浦展氏を迎え、有意義な時間を過ごす事ができました。 20170110-_____________________.jpg
特に
去年日本の出生数が初めて100万人を割り込むとの報道のごとく益々高齢化の波が高くなる状況に対処する手段の一つとして、「社会生活をシェアーする」との先生方のキーワードに元ずく、建築と社会の在りようが、少し予感できたような気がしました。