前述した、南青葉台自治会館(老人常設集会所併設)の完成から2年後に
隣接する北青葉台住宅団地(約960世帯)で、ほぼ同一規模のコミュニ
ティー施設が誕生しました。

異なる点は、南青葉台と比べて逆さまになる空間構成で、1階部分を自治
会側、2階部分を老人会側が利用する形体となりましたが、将来的には
双方使用の階をチェンジできるように配慮したプランにもなっています。

その後2年が経過し、同じ大阪府河内長野市で、南海電鉄高野線の
美加の台駅前に建つ、(社会福祉法人)美加の台保育園の作品に
繋がる一連の旅は、山谷ありの厳しい行程でしたが、節々で人々
の大きなみちしるべにより支えられてこそ達成できたと、今も心から感謝しています。

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