斜め向かいにある実家の建て替え工事が始まる、おおよそ1年前に先行して立
ち現れた、息子夫婦の居城は、1階がRC造りで、2~3階がW造りの混構造
からなり、地上3階建・切妻勾配屋根による専用住宅である。

現場から歩いて5分圏内に、桜の名所、夜空を焦がす花火大会で知られている
通称「弁天さん」、ゴルフ場の名門「茨木カントリークラブ」などがあり、歩
いて2分圏内に、大手スーパーマーケットの「グルメシティー」、茨木市唯一
の公的病院である「大阪府済生会茨木病院」などがある。

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特に、屋根が被さった時点から、すべての建築物が引き受ける難題の一つ「雨
漏り」についての探険談ですが、クライアントの親から「竣工後、間もないころ
から、雨が降り続く度に、2階の天井・壁に滲み出てくる世界地図のため、施
工会社に何回も点検してもらったが直らず、埒が明かないので・・・・」と小生
の事務所に相談があり、直ぐさま実務経験豊かなエキスパートを紹介したとこ
ろ外壁と一体化して取り付けてある箱樋の水上部分の隠れた隅に、小さな釘穴
が見つかりホースで水を流し謎が解けましたが、原因箇所と離れた所見箇所と
の落差の存在に、改めて原因の究明と施工管理者選定の難しさを痛感した次第です。