みなさん、こんばんは。

唐突ですが、木造の住まいには大体筋交という部材が入っています。

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これが、地震の時住いを支えてくれる大事な筋交です。

当然私達も、新築する時には構造計算を行い、

リフォームする時にも、現地を調査して、構造計算を行って、安全な計画を立て、正確に施工して。

という訳で、リフォームのときには、

現地調査で耐震診断を行い、実際に筋交がどう入っているか調べます。

ただ、本来なら新築時の図面に筋交のマークが書いてあるので、分かりそうなモノですが、、、

これが、、、ほんとに信用出来ない。。というか、大体違っている事が多いのですね。

昔は建ててる最中に、間取り変えたり・窓位置を変えたりと、頻繁に行われていたので、

完成した住まいと図面が違っている事が多いです。

結果、住いを支える筋交も場所が変わっていたり、無くなっていたり。。。

間違った情報を元にリフォーム計画をしてしまうと、本当に安全な住いは作れません。

という事で、我々は、『出来る限り自分の目で確かめる』を基本に耐震診断する事にしています。

こんな感じで。

P3210007.JPG
小屋裏・・・ここから入って行きます

P2060006.JPG
全景・・・中の様子はこんな感じです。築年数によって雰囲気は変わります。
例えば、築100年クラスだと・・・
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入り組んでます。良く昔の人は上手く木組みされていると驚きます。

P6130020.JPG
筋交・・・筋交の頭が見えています。これで実際に入っている場所が確認出来るのです。

今回は、小屋裏の診断の様子でした。

これを床下でも行い、1階の耐震性も調べて行きますが、次の機会に。。。