こんばんは、林です。


冒頭のタイトルにもありますが、ここ最近IGコンサルティングでは、

住宅インスペクションの依頼を頂く事が多くなりました。

住宅インスペクションとは、

中古住宅を買う前や、これから大きなリフォーム工事を行おうとする前に、住宅調査を行う事です。

そもそも、、
「家の詳しい状況がわからない」 「何か見えない所に問題があるのではないか?」「耐震性は大丈夫?」など、色々な心配事があるかと思います。

そんなお客様の不安を取り除くために、

住宅の屋根・外壁の状態、傾き等は当然の事、

見えない所・・・屋根裏、床下までしっかりと調査し、隅々まで見て行く事で、

工事をする前、住宅を購入する前に全てを明らかにして行きます。


日本では、まだまだ実行できる人、会社も少ないですが、欧米ではすでに一般的です。

英国では、

2007年に以降、すべての住宅(中古住宅)の販売において、

Home Information Packを付けることが義務付けられました。

このHome Information Packでは、建物の劣化個所は当然の事、

登記などの不動産関連情報、省エネ性能、ランニングコストなど、

総合的な住まいの性能までレポートされます。


日本でも、『財団法人不動産流通近代化センター』という不動産の協会で、

住宅履歴を残した住宅の価格査定をアップする方針を打ちだしたり、

少しづつ新しい動きが芽生えつつあります。