春を感じられるGWと思っていましたが・・・真夏でしたね。
本当に暑かった。

それでも私が住む群馬県では、山間部となるとGWまで営業している
スキー場もありますし、やっと桜が見頃を迎えたりもします。

それでは本題。 この仕事をしていると「マンションの大規模修繕に、設計事務所が
必要なの?」と言う声を耳にします。

新しいマンションを設計する訳ではないので、設計事務所は“不要”と
考えるのは、当然の事だと思います。

本当に設計事務所は必要でしょうか?

設計事務所は図面も書きますし、図面通りに工事が進む様監理もします。

しかし、それは専門家にとっては当然であり、必要最低限の部分です。

マンション大規模修繕において、設計事務所のもっと大きな役割は
“コンサルティング”です。

コンサルティングの内容は、大規模修繕の目的を組合員の方々に理解
してもらうための活動に始まり、調査診断の報告方法、報告会の開催、
工事中の住民の安全確保やストレスの低減方法の提案、修繕予算計画、
組合からの相談への回答等、様々です。

また、管理会社や施工業者に対し“管理組合の立場に立った代弁者”
としての役割も担っています。

こういった部分を理解して頂き、マンション大規模修繕に設計事務所は
“必要だ!”と言って頂けるように、私も努力しなければなりません。