社団法人 滋賀県建築士会では、10月25日(日)に、滋賀県栗東市岡地区・目川地区で行われた、「第3回 東海道ほっこりまつり」に参画してきました。
 
滋賀県建築士会は、栗東市の「栗東市街道ものがたり百年協議会」に参加しています。この協議会により組織された「栗東市街道百年ファンクラブ」に、県青から数名が参加し、中心的な役割を担っており、今回の事業参画へと繋がりました。
このファンクラブでは、仲間づくりやそれを元にしたネットワークづくりを進めながら、栗東の歴史街道(主に、旧東海道・旧中山道)を核とした、様々なまちづくり活動を行っています。
 
現在街道ファンクラブでは、栗東市観音寺地区のまちづくり事業で、間伐材利用の事業に取り組んでいます。今回の事業では、その間伐材を使って、県青で行っている木のパズル事業を行いました。
 
「なぜ間伐材を使うの?」という疑問の投げかけから、「木は切っていいの?」「どうしたらいいの?」という一般市民の方々が抱く疑問を解決し、「間伐材を使って下さい!」とのPRまでを、一つのものがたりにしています。子供たちは、どちらかというとパズルに夢中で、大人の方たちは、間伐材のものがたりに興味をたくさん持っていただきました。
桧や杉の木のにおいの違いを体感したり、丸太を触ったり、木地師の方が作られた多くの作品に触れたり、間伐材桧でつくったぐい呑みで地元の銘酒を頂いたり、観音寺地区で掘り起こした日本水仙の球根も販売したりで、一日中、ブースは人であふれかえっていました。
 
建築士会のPRという点では、少し物足りない部分があったかも知れませんが、街道ファンクラブと建築士会とのコラボレーションという意味では、これからもお互い良い関係で事業が行える土台が出来たかな?と思います。
 
お越し下さいました皆さま、ありがとうございました。
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