さて、前回は「建築確認をしなければならない建物」までお話したと思います。

 今回は、「建築確認をしなくてもいい建物」のお話をしようと思います。「前回の話とかぶってないか?」みたいな声が聞こえてきそうですが、意外と「しなくてもいい建物」の方が分かりやすいと思うので、あえてお話します。
 「建築確認をしなくてもいい建物」
 ①防火・準防火地域以外で増築・改築・移転で面積10㎡以下のもの
 ②災害時の応急仮設物
 ③工事用仮設物
 ④国・都道府県・建築主事をおく市等が建築するもの
 ⑤宅地造成等規制法による許可を要する擁壁
 ⑥【都市計画区域等に属しない地域で建築する住宅等】

 最も重要なキーワードは【都市計画区域等に属しない】【住宅等】でしょう。
 結構あるんですね、都市部から少し離れたところで建築する一般の戸建住宅・・・
でも、「建築確認をしなくてもいい建物」だからといって「建築基準法を守らなくていい建物」じゃないですから・・・。「建築基準法」は全ての建物(法規内で外された物を除きますが・・・)にかかっていますのでお間違えなきよう。

 それでは、また次回・・・。See you next...