もうすっかり夏です。

西日が当たるベランダのあるうちの事務所は、いまだに室温が30度を超えてる^^; とほほです。
コンクリートは蓄熱しちゃうので、せっせと水で冷やすのですが、エアコンの屋外機の風が当たるところでは40度弱まで気温があがります。
みんなが、エアコンも止め電気も消し車も使わず給湯器も使わないとしたら、町中の気温はもっと下がるだろうと思うのですが、そんなことは現実的に無理。だから、いろんな方法で涼しくなろうと考えるわけです。
昔の人も同じように考えるわけで、大名だと「氷室」なんて地名があるように夏に備え氷を蓄えておくとか江戸時代の贅沢の極みも。そんな事出来ない一般の人はというと、「うちわ」だったり「打ち水」だったり「行水」だったり、思いっきり気のせいとも思える「風鈴」とかも含めるとして、とにかく涼しくなろうと考えてきたわけですね。京都の川床なんかもそう。

で、今はというと・・・・

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これは、双葉リースさんの「モイスチャーミスト」って製品。
高速道路のSAなんかに夏になるとありますよね。細かい霧の気化を利用した冷房方法なわけで、簡単に言えば、細かい水しぶきのたつ滝の近くって感じなわけです。この機械ですと、かなり屋外とかの広範囲なところを3度から5度下げる事が出来るようです。ただ・・・・さすがに一般家庭では無理。
じゃあ、一般家庭用はないのか?と捜しますと・・・

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こんなのもあります。
「ミストツイスターB」ってので、ペットボトルの水でも出来るっていう、(株)ドゥリーム・ドゥさんの製品。これでも10万近くしたはず。

これもそれもどれも、霧で冷やそうっていうのは、東京理科大の辻本誠教授が考案され、2005年の愛・地球博で試験的に使われ、教授は自宅マンションでこんな実験も行っているわけ。これね

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なんでベランダかというと、ベランダに設置して窓を開け放して室内に冷気を入れようという事ですね。夏場に窓を開放出来て尚かつ涼しいなんてのは最高です。
ただ、これも設備的には大変そう。

で、おいらはここで考えた。もっと安く出来ないかと。。。。
ジャーパネットジャパネットでお馴染みのジャパネットたかたでも売ってるこれ

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そう、ケルヒャーの高圧洗浄機。ジャパネットなら、15800円。常用吐出水圧が7MPaらしいから、フォグノズルを何とか付ければいわゆるドライミストは作れそうです。ちなみにドライミストってのは、霧の粒が3/100mm以下ぐらいで、肌についてもすぐに気化しちゃうぐらいの霧ですね。

ただ・・・ケルヒャーの場合、問題は音。75dBぐらいらしいから、かなりうるさいわけだけど、ホースが長いから本体と距離はとれそう。近所迷惑にならない場所があれば大丈夫かな。

ちょっと試作してみなくちゃな。


※ドライミストは能美防災(株)様の登録商標です。