住宅にしろ他の用途にしろ建築物を造るって行為は、本当に多くのエネルギーが必要です。

それこそ、ちょっと前に書いた「建築的嫌われもの」に書いたような建物はとくにエネルギーが必要だと思います。当然ながら誰か一人で出来るような建物は無いので、これまた多くの人が関わって完成を目指すわけです。

さて、2001年に三谷幸喜監督が「みんなのいえ」という映画を作りました。
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見た方も多くいらっしゃると思います。この映画は三谷監督自身が自宅を建築する時の体験がベースとなったホームコメディ映画ですが、実際の建築においても部外者から見たら笑ってしまうような、コメディ的出来事はよくあるもんです。
で、私としては、建築に関わる仕事ですので、このツッコミどころ満載の映画を、単に笑える映画として素直に笑えなかった記憶があります^^;
まだ見ていない方、興味がありましたらDVDもあるようですので、どーぞ。

で、「みんなのいえ」は日本の個人の住宅を造るホームドラマですが、建築においていろんな人が関わるのは、日本だけじゃなく万国共通。公共建物ならなおさらのこと。

そこで、先週21日に公開されたのが、「ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」というドキュメンタリー(?)映画。twitterならこちら

まだ名古屋では公開されていなくて、東京・渋谷のユーロスペースって所だけで公開してるようです。2004年から始まった美術館の改築工事のドキュメンタリーだそうで、中断につぐ中断で実はまだオープンしてないらしく、ドタバタは現在進行中らしいですね。一応2013年オープンを目指してるそうですが。

名古屋では10月に公開されるようですが、全国でも15カ所程度の映画館でしか公開されないようです。見逃すとDVDすら出来そうにありませんので、忘れないように今日はメモ代わりに。

あ・・・建築の映画と言えば「スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー」もはずせないですね。