2022年 5月の記事一覧
建設から18年経ってお隣が建て替えのため取り壊して、
初めて東側全体の外観を眺めることができました。
縦長の窓は吹き抜けサイドから効率的に光を取り入れるため、
2階出床の部分は内部空間の延長として、
北側のえぐり取った部分は、浴室のトップライト、
そして各開口部には350mmの特注庇が付いています。
東京時代の住まいでは、道路側からのみ、
住まいの外観が見えるということは当たり前でした。
26年前に静岡に引っ越して来て、
静岡の地でアトリエを開設してからは、
住まいの4面の外観を眺めることができる住まいが
当たり前となって来ました。
そうなってくると、東京時代では出そうと思っても
出すことができなかった屋根や庇の重要性を
静岡の西日の強烈さを体験して再認識。
以来、いかに屋根や庇のある住まいを
上手くデザインしていくかということも
設計テーマの一つとなりました。
現在の省エネルギー住宅には必須の条件を
長く考えてこられたことは、
あらためて『風土と建築』の重要性を考えさせられます。
このお住まいは、道路側からの通路上の敷地で
前面道路と接道する旗竿宅地のため、
全体の敷地29坪ですが、通路上の奥が台形の変形形状で、
建設できる敷地が24坪弱しかありません。
静岡でも非常に建て込んだ中に建っていますが、
南側がマンションの駐輪場と給水タンクで
辛うじて4.9m巾の陽当たりが担保されていました。
そこが敷地として一番狭くなっているという
非常に条件の悪い形状をしていて、
日照条件の悪い住まいですが、
南側の開口部+シースルーバルコニー+シースルー通路により
室内の奥深く日差しの届く住まいとなっています。
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・・・どうも、ありがとうございました。
旧宅のお住まいではほとんど感じることができなかった
北側にある蔵の屋根。
もちろん北側の各所には、窓があったので
決してみえない訳ではなかったのですが、
それを生活の中で無意識に感じることができなかった
といった方が良いかもしれません。
北側の窓というものは、小さいとか、
曇り硝子とか、とあまり眺めるという視点での窓ではありません。
せっかく築200年の蔵を改修して、
https://atelier-m-architects.at.webry.info/202111/article_5.html
旧宅のお住まいを建て替える計画でしたので、
日々の生活の中で、住まい手の歴史を刻んだ蔵の屋根を
是非感じてもらいたいと思い、
洗面所には高窓
階段室には縦長窓
書斎横長窓をそれぞれ設定して、
住まいの各所から、日々の生活の中の風景として
蔵の屋根が眺められるようになっています。
あなたのお住まいの北側にも
良い風景があるかもしれません。
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大邸宅の設計というものは、
住まい手の個性が色濃く反映されますので、
建築スタイルはより広範なイメージが求められます。
・敷地面積:1685.68m2 (509.91坪)
・建築面積:336.98m2 (101.94坪)
・延べ面積:419.37m2 (126.84坪)
もう12年前に、浜松の常盤工業さんから依頼を受けて
大型宅地を分譲販売するためのイメージプランとして作成した
『贅沢なくつろぎ・森の棲み家』
大型宅地の斜面地という眺望立地ですが、
敷地内に3m近くの高低差があるため、
ここが設計するに当たってのポイントとなります。
道路側からは平屋のように見えますが、
浜松の眺望を取り込むように
敷地下段からは2階建てとなっています。
ランプウェイのある玄関と屋内2台ガレージから
住まいへアクセスして、EVと階段2箇所で
住まいの中を回遊できるようになっています。
ゲスト用のリビングと食堂、
家族用の吹抜暖炉のある広間とオープンキッチン
それに続く収納スペースとバックヤードコート
主寝室付属のマスターバスと
子供室用の家族バスなどなど。。。
外観のデザインは、いかようにでもできますが、
今回は重厚なレンガ張りの外壁に
シンプルな寄棟を架けた落ち着いた雰囲気となっています。
12年前の私の写真と共に・・・いかがでしょうか?
常盤工業さんのHPにて、12年振りに絶賛販売中です。。。
・所在地:静岡県浜松市浜北区染地台3丁目28番3
・価格:7,648.8万円
・建ぺい率/容積率:50%/100%
・建築条件付き:あり(施工:常盤工業)
※設計者は私でなくても自由です。
https://www.tokiwak.co.jp/tkw_estate/estate/detail/?id=63
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私の場合はオフ会の主催者さんの映像を観て、
自分もやりたなぁと思っていましたが、
東京の先輩が仕事でドローンを活用していることを思い出し、
色々とアドバイスをいただき、
初心者にお勧めのDJI mini2を
アフターサービスで安心のあるSEKIDOで購入しました。
https://sekido-rc.com/?mode=grp&gid=2481789
2022年6月20日からは、100g以上のドローンには
リモートIDが付与されるため、
そのチップを内蔵した新型か、
後付けチップを取り付ける必要がありますが、
6月19日までに購入したドローンについては、
国土交通省への機種登録をすれば事前登録機ということで免除、
その辺りも、背中を押してくれました。
https://www.mlit.go.jp/koku/drone/
これまでは200g以上が登録対象でしたが、
今後は100g以上となりますので、
小さなトイドローン以外は、ほとんどが対象機種となります。
DJI mini2は199gで、これまでは対象外でしたが、
今後は、そのメリットがなくなりますが、
初心者用の本格ドローン入門機としては
良い選択ではないかという印象です。
ただ、そろそろ発売直前となっている
後継機種のDJI mini3Proの価格帯をみると
上位機のDJI Air 2Sと被ってくるので、
これは購入者の使い方次第ですね。
SEKIDO購入時には、DJI Care Refreshに入ることで
最大2年間の修理・紛失に対して安価で対応してくれるので
初心者には必須と思い、加入しました。
気をつけないといけないのは、
機種のアクティベーションから96時間以内に申請します。
また、1年間は無料の賠償責任保険も付いていますので、
こちらも忘れずに登録する必要があります。
本体購入後に、こうしたことをおこなうと同時に、
国土交通省への機種事前登録をおこないます。
https://www.mlit.go.jp/koku/drone/
こちらのページからオンラインで登録可能ですが、
マイナンバーとの紐付けですので、
まだ取得していない方は、本人確認のために、
運転免許証の写真をWeb上の指示に沿って撮るのですが、
最近はこういうことができるのですね。
ただこれは、スマホのカメラ機能と連動しておこなうので、
登録はデスクトップPCではなく、スマホ必須です。
登録が済むと審査中となって、
後日1〜5開庁日で、登録完了のメールと共に、
登録料の支払いをおこないます。
ちなみに、1機種の登録料は以下となります。
マイナンバー申請は900円
運転免許証などの本人確認申請は1,450円
以上のような申請他の作業を経ながら、
コントロールソフトのDJI Flyをインストールして
やっとコントローラーにiPhoneを接続して、
飛ばすことができます。
いや、なかなか道のりが遠いですが、
問題は、飛ばす場所がなかなかないことです。
まぁ、いきなり飛ばす勇気は持てないので、
アトリエでYouTubeを観ながら機能と操作の練習です。
そして最初にドローンで撮った写真がこちら。
机に置いたドローンから
自分を撮るという所から始まりました・笑。
ただ、室内では衛星からの電波を捕まえられないので、
飛ばせません。
必ず12〜5個の衛星からの電波を捕まえてから
飛ばすことが必須とありますが、
こうした機体が衛星からの電波を
受信しできることも驚きです。
また、飛行禁止空域に指定されている区域では、
ドローンの起動自体するすることができないので、
こうした機能にも驚かされます。
そうなるとどこで練習するのか?
まず人のいない川や海辺と思い浮かべますが、
こうしたところも、所有者つまり地方自治体の許可が必要です。
ドローン練習場は検索すれば出てきますので、
そこに出向くが、所有者の許可を得た安全な場所でないと
飛ばすことができません。
私の場合は、事前に所有者の許可を得た
広い場所がありましたので、
そこで練習をさせていただきました。
この辺りは、無人航空機という扱いですから、
安全確認と慎重な行動が求められます。
コロナ禍以前には、観光地でドローンが飛んでいる光景を
禁止されているにも関わらず目にすることがありましたが、
あのようなことは本当に危険なことなので、
こうした登録管理は必要だと感じます。
それさえ守ることができれば、
初心者でも、このような素晴らしい4K写真や映像を
簡単に撮ることができるので、これはやはりはまりますね。
ゆくゆくは、別荘の設計などの敷地環境の確認や
自分の設計した住まいのメンテナンスを
空撮から確認したりする作業にも活用したいと思います。
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