2010年 5月の記事一覧
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週末2日間、おこなわれました静岡物語2の
オープンハウスは、無事終了。
1時間1組という割り当てで、
ゆっくりと見学していただき、
設計の進め方や素材、コストなど
いろいろな住まいへのアイディアを
体験できたのではと思います。
お越しになりました方々の
今後のお住まいのお役に立てれば幸いです。
ここから、また一つの種が芽吹いておりますが、
それは、また次の物語としてスタートです。
そして、私は見学者の方が持参された、
iPadを早々に触りまくり、
その未来感に、感慨でありました。
iPadが使う人の五感を刺激するのは
もちろんですが、そのソフト群とアイディアは
無限の可能性を持っていることを体験。
こちらも、見学会そっちのけの
奥の深い見学会でした・・・・・(苦笑)
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私は、設計の中で居間をという言葉を
使わないようにしています。
表現としては、広間。
この中に、食事コーナーとか、
ソファコーナーとか、畳コーナーとか。
こうして空間を扱っていく考えの先には
居間(リビング)という固定観念にとらわれないで、
それに続く空間をいかにして
考えていくかがあります。
東京の設計事務所に20年近くいましたので
都心の狭小宅地の設計を手掛ける機会が多く、
そこでは、こうした視点がないと
なかなか広がりを感じる空間ができません。
その中であくまでも、敷地条件やどの方向に
視線が広げられるかに限定されてきますが
壁を斜めにするという選択肢があります。
三角形の斜辺は一番長くなるため、
光を取り入れる面を大きくとることができます。
これを実践した広間のお話し。
ここでは斜めの壁の一部から直角の平屋部分を
出して さらに光だまりを創っています。
壁を斜めにするという手法は、
安易に用いると デットスペースが
生まれ易くなりますので、注意も必要です。
天井を見ていただくと手前と奥で
高さが変わっているのが分かりますか?
奥に来客用の畳コーナーがありますが、
ここが2,300mmの天井、
手前の広間が2,500mmの天井になっています。
このように部屋の性格によって
天井高さを変えることも重要です。
その外部にはデッキが連続しています。
手前がソファーコーナーになりますが、
右手の食堂コーナーは 厨房から
対面キッチンの位置にあります。
さて、奥にある畳コーナーですが写真で見ると、
欄間がガラスになっているのが見えます。
室内側から見るともう一つの写真になります。
このコーナーは両側から障子を出してきて
仕切れるようになっていますが
その時でも天井はガラスなので連続され、
広がりを保てるようになっています。
安全のため強化ガラスを使用して、
鴨居(障子の滑る上枠)のコーナーは
ボルトで天井から吊っています。
こうすればコーナーには柱が無くてスッキリ。
床もフローリングと畳が段差のない
同一面になっています。
また、写真のように畳縁もライトグレー色に
することで空間のつながりもしっくりします。
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表現としては、広間。
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ソファコーナーとか、畳コーナーとか。
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居間(リビング)という固定観念にとらわれないで、
それに続く空間をいかにして
考えていくかがあります。
東京の設計事務所に20年近くいましたので
都心の狭小宅地の設計を手掛ける機会が多く、
そこでは、こうした視点がないと
なかなか広がりを感じる空間ができません。
その中であくまでも、敷地条件やどの方向に
視線が広げられるかに限定されてきますが
壁を斜めにするという選択肢があります。
三角形の斜辺は一番長くなるため、
光を取り入れる面を大きくとることができます。
これを実践した広間のお話し。
ここでは斜めの壁の一部から直角の平屋部分を
出して さらに光だまりを創っています。
壁を斜めにするという手法は、
安易に用いると デットスペースが
生まれ易くなりますので、注意も必要です。
天井を見ていただくと手前と奥で
高さが変わっているのが分かりますか?
奥に来客用の畳コーナーがありますが、
ここが2,300mmの天井、
手前の広間が2,500mmの天井になっています。
このように部屋の性格によって
天井高さを変えることも重要です。
その外部にはデッキが連続しています。
手前がソファーコーナーになりますが、
右手の食堂コーナーは 厨房から
対面キッチンの位置にあります。
さて、奥にある畳コーナーですが写真で見ると、
欄間がガラスになっているのが見えます。
室内側から見るともう一つの写真になります。
このコーナーは両側から障子を出してきて
仕切れるようになっていますが
その時でも天井はガラスなので連続され、
広がりを保てるようになっています。
安全のため強化ガラスを使用して、
鴨居(障子の滑る上枠)のコーナーは
ボルトで天井から吊っています。
こうすればコーナーには柱が無くてスッキリ。
床もフローリングと畳が段差のない
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階段の上がり易さ、それはなによりも、
1段1段の高さです。
私は、ほぼ18.5cmの高さを維持するように
いつも心がけています。
一般住宅の2階の高さだと14〜5段になります。
また、踏面も25cm前後。
こうした基本的なことをやりながら
いかにその住宅にあった階段を考えるか。
住宅の中にあって、何気なく、
普段から意識しない部分に注意を払うと、
住宅が生き返るものなんです。
なによりも、いえの骨格が明るい住宅は
健康的ですよね。
いつも光の取り入れ方に腐心するわけですが
それを突き詰めて考えていくと、
手摺と段板があればさらに光が取り込める・・・。
そんな飽くなき探求心の末に生まれた
スリムなダイエット階段がこれ。
デザインだけが目立つように見えますが、
肝心の機能面でも最大限の努力を払っています。
オープンプランの居間から2階へ上がる階段。
踊り場にある窓からの光が段板の間から
差し込んでいるのがお分かりでしょうか。
もしこの階段が普通のだったら、
さしずめここは階段収納になっているのでしょうが、
部屋広さは手前の壁までになってしまいます。
2階に居間のある住宅。
こうした住宅では、階段・2階ホールが
本当の玄関になるわけですから、暗さは禁物。
また、壁にも建具によってできる厚みを
利用して 様々な光の仕掛けがあります。
奥様の趣味のステンドグラスも建具に。
これは、建物内に取り込まれた外部階段。
ここでは、手摺も巾38ミリのスチールとワイヤーのみ。
こうしたスリムな階段には、
スチールを併用しないと できませんので、
少々施工上の工夫が必要です。
最後に、こうしたスリットのある階段は 、
小さいお子さんのいるいえでの使用は控えて下さい。
蹴込の部分から、落ちることもありますから危険です。
子供にとって、階段は格好の遊び場です。
でも、遊び場になるほど明るい階段っていうのも
魅力的ですよね。
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また、踏面も25cm前後。
こうした基本的なことをやりながら
いかにその住宅にあった階段を考えるか。
住宅の中にあって、何気なく、
普段から意識しない部分に注意を払うと、
住宅が生き返るものなんです。
なによりも、いえの骨格が明るい住宅は
健康的ですよね。
いつも光の取り入れ方に腐心するわけですが
それを突き詰めて考えていくと、
手摺と段板があればさらに光が取り込める・・・。
そんな飽くなき探求心の末に生まれた
スリムなダイエット階段がこれ。
デザインだけが目立つように見えますが、
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オープンプランの居間から2階へ上がる階段。
踊り場にある窓からの光が段板の間から
差し込んでいるのがお分かりでしょうか。
もしこの階段が普通のだったら、
さしずめここは階段収納になっているのでしょうが、
部屋広さは手前の壁までになってしまいます。
2階に居間のある住宅。
こうした住宅では、階段・2階ホールが
本当の玄関になるわけですから、暗さは禁物。
また、壁にも建具によってできる厚みを
利用して 様々な光の仕掛けがあります。
奥様の趣味のステンドグラスも建具に。
これは、建物内に取り込まれた外部階段。
ここでは、手摺も巾38ミリのスチールとワイヤーのみ。
こうしたスリムな階段には、
スチールを併用しないと できませんので、
少々施工上の工夫が必要です。
最後に、こうしたスリットのある階段は 、
小さいお子さんのいるいえでの使用は控えて下さい。
蹴込の部分から、落ちることもありますから危険です。
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階段でいつも気になるのが、手摺壁。
なぜか普通は、壁。 手摺がスリット、
いわゆる素通し状のものは少ない。
またこの壁、少々階段の巾と比べてみると
厚すぎませんか?
ここは黙っていると 一般の部屋の
壁と同じ厚さになってしまいます。
そんなところに注意して、
あなたのいえの階段を改めて見つめてみると。
階段に、空間の流れを感じるように考えると、
例えばこんな例。 建坪が20坪の小住宅。
玄関ホールに階段が飛び出してしまうことを
逆に活用して、アクセントとなるスリット階段に。
手摺もスチールから木へと続いています。
手前が玄関、奥がすぐ居間ですが
この階段はちょっとしたスクリーン の役目も果たしています。
玄関を入ると正面に階段がある例。
手摺をスチールにすることで軽い感じに。
でも、手の触るところの素材だけは、
木にしています。 また、スリットにすることで
階段の奥の壁までの距離2メートルが、
玄関ホールの空間として取り入れることが出来ます。
もしここが、手摺壁だとすると、
この空間は感じなくなってしまいます。
さらに、その階段の左手上部から何やら明かりが。
そして、来訪者は思わず目線を上に向けると。
そこに展開する景色は、 トップライトと板壁が、
周囲のペンキ塗壁と対比して
一層素材感を引き立てられている。
そして、洒落た絵画、その足もとには通風用の地窓。
これを上がると2階の居間に出るわけです。
2階LDKでは、階段も玄関の一部。
このように、階段にも空気の流れ・・・・、
つまり空間を与えてあげると
こんなにも明るく、やさしい場所となります。
毎日、毎日通る場所だからこそ、
他の部屋と同様に、
いやそれ以上に 気(木)を配ることが
大切じゃないでしょうか?
そんな階段を実際に体感したい方は、
こちらをお申し込み下さいませ。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201005/article_13.html
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壁と同じ厚さになってしまいます。
そんなところに注意して、
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例えばこんな例。 建坪が20坪の小住宅。
玄関ホールに階段が飛び出してしまうことを
逆に活用して、アクセントとなるスリット階段に。
手摺もスチールから木へと続いています。
手前が玄関、奥がすぐ居間ですが
この階段はちょっとしたスクリーン の役目も果たしています。
玄関を入ると正面に階段がある例。
手摺をスチールにすることで軽い感じに。
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木にしています。 また、スリットにすることで
階段の奥の壁までの距離2メートルが、
玄関ホールの空間として取り入れることが出来ます。
もしここが、手摺壁だとすると、
この空間は感じなくなってしまいます。
さらに、その階段の左手上部から何やら明かりが。
そして、来訪者は思わず目線を上に向けると。
そこに展開する景色は、 トップライトと板壁が、
周囲のペンキ塗壁と対比して
一層素材感を引き立てられている。
そして、洒落た絵画、その足もとには通風用の地窓。
これを上がると2階の居間に出るわけです。
2階LDKでは、階段も玄関の一部。
このように、階段にも空気の流れ・・・・、
つまり空間を与えてあげると
こんなにも明るく、やさしい場所となります。
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※写真・情報は、5/22(土)
静岡市葵区安東地区17,350世帯へ
朝刊にカラー両面B4版折り込みいたします。
■日 時:平成22年5月29日土曜日/30日日曜日
AM10:00〜PM17:00
■対象者:事前登録をされた方に限定させていただきます。
■協賛:TOTO静岡営業所、静岡ガス静岡支社
建主のご協力によるため、完成見学会は
事前登録者のみとさせていただきます。
5月28日(金)までに御電話、FAX、
メールにてお問い合わせ下さいませ。
連 絡 先:一級建築士事務所 アトリエ M アーキテクツ
担当/松永まで
〒422-8005 静岡市駿河区池田626-2
TEL 054(208)2650/FAX 054(208)2649
メールアドレス:macchan@mva.biglobe.ne.jp
建築周辺の歳時記・ほぼ日刊アトリエMアーキテクツの建築日記
:http://atelier-m-architects.at.webry.info/
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間口2間・家族の夢をカタチにした20坪の住まい。
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