2010年 12月の記事一覧
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昨年、今年と長野県産材の
赤松、唐松、桧、杉の2×4タテ枠材を使用した、
いわゆる国産材2×4プロジェクトが4件。
なぜか、ここのところ長野県に肩入れしている
静岡県人・・・苦笑。
もちろん、静岡県産材の桧・杉の住まいや
葉枯らし天然乾燥の天竜杉の住まいも
設計しております。
もう少し、足元・静岡のすそ野を広げるために、
チャンネルを広げてみると、
いや、ありますよ静岡県産材を使用して製作した
構造用合板 厚9, 12, 28mm。
もちろん、JAS規格です。
さらに、来春のJAS規格取得を目指して、
静岡県産材の桧と杉を単板積層13プライの
LVL(集成材)2×4タテ枠材も、
強度実験が終わり、釘・ビスの引き抜き試験中。
これらをすべて使用すれば、
約60%強の静岡県産材2×4工法住宅が可能です。
富士物語に、使用するべく色々と思案中です。
来年は、静岡が熱くなります!!
まだ、強力な隠し球があるのですが・・・、
それは、来年のお楽しみに。
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・・・どうも、ありがとうございました。
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赤松、唐松、桧、杉の2×4タテ枠材を使用した、
いわゆる国産材2×4プロジェクトが4件。
なぜか、ここのところ長野県に肩入れしている
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葉枯らし天然乾燥の天竜杉の住まいも
設計しております。
もう少し、足元・静岡のすそ野を広げるために、
チャンネルを広げてみると、
いや、ありますよ静岡県産材を使用して製作した
構造用合板 厚9, 12, 28mm。
もちろん、JAS規格です。
さらに、来春のJAS規格取得を目指して、
静岡県産材の桧と杉を単板積層13プライの
LVL(集成材)2×4タテ枠材も、
強度実験が終わり、釘・ビスの引き抜き試験中。
これらをすべて使用すれば、
約60%強の静岡県産材2×4工法住宅が可能です。
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先日の建築計画の授業は、恒例の特別講義。
『 雨のみちをデザインする 』が社是、
タニタハウジングウェアの谷田社長に
来静いただき、講演をしていただきました。
http://www.tanita-hw.co.jp/
各種軒樋のカットサンプルをご提供いただいたのは一昨年。
そのデザインや素材感を確認しながら、
どうしてそういう形になっているかを話す。
これが、すごぶる好評で、実際に間近に見ると、
その理解度が、圧倒的に違います。
普段、目には入っていても
意識されることはありませんが、
雨を受け止めて排水するという重要な役割がある。
設計演習で住宅のプランニングやエレベーションに
悪戦苦闘中の学生達にとっては、
樋などは、眼中にあるはずもなく。
どうやって屋根を架けようかと悩む学生、
私は、どこに縦樋を落とそうかと悩む・苦笑。
きっと、学生たちにとって貴重な体験となったはず。
○小田急線沿いの生田に建つ賃貸+オーナー住宅。
ここでの樋は、外観のボーダーに見えるような
モールガーターと呼ばれる3段ラインの薄型樋。
http://www.tanita-hw.co.jp/product/md2-sid44.html
○日本平・静岡の風景を富士山を取り込む家。
大屋根の排水と質感を考えたステンレス樋・レクステン
http://www.tanita-hw.co.jp/product/md2-sid33.html
○熱海・下多賀の桜と海を愛でる家。
10mのソメイヨシノ・八重桜の枝の下に入り込む屋根には
落ち葉対策にもってこいのすとっ葉°ーというカバーつき樋。
http://www.tanita-hw.co.jp/product/md2-sid43.html
○静岡・駿河湾を望む家。
山からの落ち葉対策と共に、
ここでは、すとっ葉°ーを屋根の先端に見立てて
屋根と一体に扱い、樋の存在を消そうという試み。
http://www.tanita-hw.co.jp/product/md2-sid43.html
○静岡・借景風景を切り取る家。
片流れのシンプルな屋根に合った素朴なスタンダード半丸樋。
http://www.tanita-hw.co.jp/product/md2-sid37.html
この住まいには、この形の樋が必要という
切っても切れないデザイン関係にある樋とのコラボレーション。
タニタハウジングウェアの谷田社長に、
この場を借りまして、あらためまして厚く御礼申し上げます。
<専門学校・業務連絡>
雨のみちをデザインする
今回の特別講義で、建物と樋の関係について
自分なりに、印象に残ったことや
考えたことをコメントしてください。
コメントはこちらのブログです。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/
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設計開始から半年あまり、
信州桧材のタテ枠材を使用する国産2×4工法の
浜松物語2010がいよいよ工事契約・着工の段階へ。
分厚い見積を一から分析、チェック、
数量や単価、指定工事となるパネル化のネゴ、
すべての項目に渡り、事例単価を提示しつつ、
施工内容を説明しつつの見積調整。
根拠ある見積調整でないと、
今どき、一律いくら負けろではダメ。
結局、どこかで利益確保に・・・となりますから。
設計は、コスト管理もデザインのうち。
当初から概算予算で建て主との目標を定め、
それを意識しつつ、最良の方法を探ります。
今回は、長野県の補助事業による
国産材2×4工法という住まいでもあり、
桧の香りプンプンのタテ枠材も
来週には納入される予定。
工事金額も決まり、最終の実施設計図書が、
初めて、トレーシングペーパーへ印刷。
これまでの打ち合わせは普通紙ですが、
最終実施設計は、やはりトレペ化。
デジタル化だけの保存では、
いくらバックアップを取っているとはいえ、
実際の現場では、製本図が必須ですし、
各業者さんに流す契約図面の原図は必要です。
そして、その原図のdesign欄に押されるのは、
倉敷の歴史景観保存地区で入手した
石彫りの『ま』のマーク。
新たな決意と共に押す、
いつもの住まいの儀式でございます。
・基本計画固まる
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201007/article_2.html
・基本設計打ち合わせ
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201008/article_8.html
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