2013年 4月の記事一覧
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昨年の10月あたりからサンプルが、
一部コアな関係者向けに出荷され、
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201210/article_18.html
試験運用を重ねてきました、
タニタハウジングウェア製ガルバリウム鋼板外壁、
新型『ZIG/ジグ』
http://www.tanita-hw.co.jp/product/md2-sid87.html
これまでの私の外壁でも、
K型という凸凹タイプか、縦ハゼ葺きしか選択肢が
ありませんでしたが、
プリーツスクリーンを思わせるフォルムと
三角形の頂部を平にした形状が、
伊礼さんとの試行錯誤の賜物。
併せて、タニマットカラーのマットコーティングが、
紫外線ビームに有効な装甲・・・これは想像・笑。
新型『ZIG/ジグ』は、やはり3倍イイ質感、
価格は・・・、今後の展開次第か・苦笑。
そのカタログが発表されて、
いよいよ地球圏に正式ロールアウト。
開発には、長い時間と形状並びに役物研究、
そして試行建設とその苦労のあとが伺えて、
その質感に、十二分に活かされています。
関係者の皆さん、どうもお疲れ様でした。
『ZiG』の i は
自分らしさの i
出逢いの i
そして
大切なものへの『愛』
こういう言葉が添えられる建材はちょっと見あたらない。
それだけの想いで創られたということでしょう。
これからはその想いが、
それを活かす設計者の手へ委ねられます。
やっぱり、バックのスタンダード半丸が合うよなぁ。。。
http://www.tanita-hw.co.jp/product/md2-sid37.html
新型『ZIG/ジグ』
ザクとは違うのだよ、ザクとは!
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最後の予算折衝と細部の見直しが進む国吉田物語。
産みの苦しみですが、
それが、良い住まいへの通過点と思えば、
前向きに取り組めるというものです。
より施工しやすい工夫やデザインの簡略化、
素材の吟味やその表現など、
設計側での提案はもちろん、
工務店からの提案と努力、
昔の先輩のネットワーク活用など、
色々な知恵を結集して、大詰めを迎えます。
豊田物語は、実施設計の真っ最中。
細部の詰めと同時に、
セントラル冷暖房のダクト計画と構造との詰め、
さらには、温熱環境の均等分布と
環境外との断熱処理など、
こちらも、ヒートショックのない住まい環境へ向け、
実施検討を継続中。
そして、恩納村物語。。。
ダブルスタンダードという不可解な事象に遭遇も、
こちらも、前向きに取り組むべき視点が、
見えているので、その状況を見守りつつ、
着々と実施設計進行中。
沖縄という住環境、強風域、塩害対策、
日射侵入と通風計画など、
できるだけ自然なローテクを基本にしつつ、
最新設備の導入とセキュリティ対策。
さらに、風土にあった自然素材の活かし方、
温熱環境の考え方などなど、
こちらも、また違った角度からの検討が、
面白いプロジェクト。
工事が順調な名古屋物語、
基本設計へと移行の池田山物語、
あとは、那須塩原計画・・・か。。。
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しずおか木の家推進事業から
助成金を受けるためには、木拾いをおこない、
その木材等使用量を計算して、それぞれの
しずおか優良木材認定工場29社から、
木材を購入しなければなりません。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-380/sundeyoshi.html
このための構造躯体の木拾い作業ですが、
これは、設計者がおこなうべき作業。
工務店側も拾いますが、これにはWチェックの意味と、
効率的な構造架構を考えるためにも、必須ですね。
しかし・・・、老眼にはチト辛い作業・苦笑。
こうしておけば、現場での木取りや仕口、金物加工を
よりスムーズに、大工さんと打ち合わせすることができます。
さらに、4月から始まった林野庁の木材利用ポイント制度。
http://mokuzai-points.jp/
地域材活用によるポイントは、
この作業で、即併用、申請をすることができるので、
今年は、地域材の在来工法当たり年です。
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住まいのインフォメーションを元に、
規模と予算のバランスを検討してきた静岡池田山物語。
無事、最初のプレゼンを経て、
より具体的な検討へ移行。
恵まれた環境をいかに住まいの生活の中に取り込むか、
風致地区だけれど、密集地という条件への挑戦です。
静岡国吉田物語に続く、国産杉Jパネルを使用した、
落とし板壁工法による住まいづくりです。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201303/article_17.html
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現行の省エネ基準は、1999・平成11年および15年の
次世代省エネ基準となりますが、今年2013年10月より、
改正省エネ基準2013に切り替わります。
これだけみても、なんだか複雑ですが、
簡単にいえば、断熱等級4という最高ランクの仕様は、
今年9月をもって廃止されて、10月から新基準に切り替わるというもの。
但し、経過措置として2015年3月までは、並行して継続されます。
では、具体的にはどうなるかというと・・・、
そのための講習会が、現在頻繁におこなわれておりますが、
こちらの一次エネルギーと外皮基準を以下のソフトを使って、
計算しなければならない。
・一次エネルギー消費量算定プログラム
http://house.app.lowenergy.jp/
その内容は、暖冷房、換気、給湯、照明、発電の6項目におよび、
それらをすべてエネルギー消費量MJ/GJ
(メガ/ギガジュール)として算定。
とにかく、入れるべき数値がどういう意味かも分からないと、
数値の入れようがないという代物で、
こうしたことに、まったく触れてこなかった設計者には、
おそらく、ちんぷんかんぷんとなってしまいます。
設計する側が、感覚ではなく、数値目標として、
省エネルギーを認知して、それをクライアントに提示する
時代になるということです。
今回の改正省エネ基準には、自立循環型住宅研究会の
活動によるフィードバックが多く採用されています。
http://www.jjj-k.com/index.htm
自立研メンバーとして、まだまだ精進しなければなりません。
今月の関東ゼミも、そういう意味ではタイムリー。
静岡で独立を始めて13年目ですが、
ペアガラス、通気工法、高気密・高断熱、庇による日射処理を
当初から標準として取り入れてきましたし、
断熱等級4は標準としてきました。
しかし、16年前に建設した自邸をざっくり計算すると、
当然のことながら、基準をクリアできません。
シングルガラス、木製建具、旧基準の断熱性能では、
省エネ改修が、必要となります。灯台もと暗しですね・苦笑。
しかしながら、ダイレクトゲインによる太陽熱の取り入れと排熱、
庇や庭の落葉樹による夏の日射侵入のカット、暖炉など、
自然との共生を取り入れていますので、
生活環境としては、悪くはないですが・・・。
これからは、以下のページに頻繁にアクセスすることになります。
・独立行政法人 建築研究所
http://www.kenken.go.jp/
・一次エネルギー消費量算定プログラム
http://www.kenken.go.jp/becc/index.html
・一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構(IBEC)
http://www.ibec.or.jp/
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地域材活用の助成事業は幾つかありますが、
平成25年度から始まる、林野庁の『木材利用ポイント』
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/riyou/130329.html
対象は、大きく3つあります。
1.木造住宅の新築、増築または購入。
対象となる構法は、主要構造部の過半に下記樹種を使用すれば、
木造軸組工法、枠組壁工法、丸太組み構法どれでも。
スギ、ヒノキ、カラマツ、トドマツ、アカマツ、
クロマツ、リュウキュウマツ。
対象地域材は、都道府県等により産地が証明される木材、
認定森林からの産出される木材。
2.内装・外装木質化工事として、
床、内壁、外壁に一定面積以上を使用する工事。
床及び内壁では9m2以上、外壁では10m2以上
3.木材製品、木質ペレットストーブ等の購入。
※対象製品は、現在検討中。
1.2.の上限は、各30万ポイントで、
先日の説明会では、併用可能とのですから、
合わせて60万ポイント超のポイントが得られることに。
まだ申請書もできていないので、詳細は未定のようですが、
昨年度3月に契約した人は、悔しい思いをすることになりますね。
今年度に木造住宅を建てる方、活用必須のポイント制度です。
・木材利用ポイントの交換商品
①地域の農林水産品等
②農山漁村地域における体験型旅行
③地域商品券、全国商品券・プリペイドカード
(食品・食事券(お米券・お肉券等)を提供する事業者以外は、
森林づくり・木づかい活動に対する寄附を要する。)
④森林づくり・木づかい活動に対する寄附
⑤特定被災地域に対する寄附
⑥即時交換(木材利用ポイント対象の工事以外の
木材を使用した工事の費用に充当)
※ 全国商品券・プリペイドカード
(お米券・お肉券等事務局が別に定める食品・食事券は除く)への交換、
即時交換を行う場合は合計で、木材利用ポイントの50%が上限。
<木材利用ポイント事務局ホームページ>
http://mokuzai-points.jp
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