2016年 7月の記事一覧
企画・設計・施工のポイントの解説はこちらの実例から。
・国吉田物語建設プロセス
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201312/article_2.html
・池田山物語建設プロセス
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201404/article_2.html
・『木香の家』モデルハウス
広島・呉の大之木ダイモ 商品企画住宅
http://daimo.jp/kinoie/modelhouse/4960/
全国に三工場(静岡県,鳥取県,徳島県)しかない
国産材三層クロスパネルの生産工場。
・丸天星工業(静岡県)
http://www.marutenboshi.co.jp/
・レングス(鳥取県)
http://length.or.jp/
このJパネルを柱の間に落とし込むことで、
粘り強い耐力壁を構成できて、
かつ、それを内部の仕上げとして活用できる、落とし込み工法。
このJパネルを、床や屋根に使用することで、
杉材によるモノコック構造(面接合)となります。
構造計算上では、耐力壁の壁倍率2.5ですが、
すでに、公的機関の実物大試験で、
3.2~3.6倍の耐力が確認されています。
http://www.length.or.jp/pdf/j-manual.pdf
さらに、柱・梁にも国産杉材を活用することにより、
30坪の住まいで、20m2以上の地域材を活用できて、
家全体が呼吸する、優しい生活空間を創り出します。
単に、国産材を使用した在来工法というだけではなく、
その粘り強い構造上の特徴を、内装材として活かせるという、
構造材と仕上げ材がセットで創り出せることも魅力です。
余談ながら、各国産材助成制度なども
最高ランクを難なくクリアします。
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・・・どうも、ありがとうございました。
広間から直接2階へアクセスできる階段。
こうした階段は、出来るだけ軽く見せて、
階段自体も広間の空間の中に取り込みたい。
そういうときには、鉄骨のササラを使って製作するのが、
もっとも効率的ですが、これには溶接技量の優れた
鉄骨屋さんの存在がかかせません。
今回は、これに建て主さんからのアイディアが加わりました。
無垢板の段板を見ていただくと・・・そう、数種類の木材が。
その内訳は、
・ハードメープル :2枚
・ホワイトアッシュ:2枚
・ホワイトオーク :2枚
・アメリカンブラックチェリー:2枚
・ウォールナット :6枚
どうせなら、幾つかの種類の木材を使いたい。。。
そんな要望をいただいて、思いついたのがこの組み合わせ。
このお住まいは、1階がウォールナット、2階がアジアンブラックと
アジアンテイストの内装が気調。
そうであれば、色味の濃いフローリングから
明るいフローリングへグラデーションで分けるのはどうか。
中間は、1階のウォールナットを基準色として、
さらに、階段の最初と最後に明るい色味を持ってくると、
階段をハッキリ認識できて安全になると。。。
なかなか良い感じの階段が出来上がりました。
『上がり降りが、楽しいですね』
建て主さんのこの言葉が印象的でした。
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・・・どうも、ありがとうございました。