2017年 6月の記事一覧
静岡県産杉材+Jパネル落込み工法。
全国に三工場(静岡県,鳥取県,徳島県)しかない
国産材三層クロスパネルの生産工場。
私の住む静岡では、丸天星工業さんが生産・販売しています。
http://marutenboshi.com/
このJパネルを柱の間に落とし込むことで、
粘り強い耐力壁を構成できて、
かつ、それを内部の仕上げとして活用できる、
落とし込み工法。
このJパネルを、床や屋根に使用することで、
杉材によるモノコック構造(面接合)となります。
構造計算上では、耐力壁の壁倍率2.5ですが、
すでに、公的機関の実物大試験で、
3.2~3.6倍の耐力が確認されています。
http://marutenboshi.com/jcolumn.html
さらに耐力壁倍率4.6倍、施工性を進化させた
JPウォールも、開発されています。
http://marutenboshi.com/jpwall.html
先日の大改造!!劇的ビフォーアフター
『さだまさしの詩島』再生計画でも、施設群の補強に使用しています。
http://www.asahi.co.jp/beforeafter/d00185gksw.html
さらに、柱・梁にも静岡県産杉材を活用することにより、
30坪の住まいで、20m2以上の地域材を活用できて、
家全体が呼吸する、優しい生活空間を創り出します。
単に、国産材を使用した在来工法というだけではなく、
その構造上の特徴を、内装材として活かせるという、
構造材と仕上げ材がセットで創り出せることも魅力です。
しずおか木の家助成の補助金では、
最高ランクを難なくクリアします。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-380/sundeyoshi.html
Jパネル住まいの設計施工ポイントはこちら。
・静岡・国吉田物語2012、始まる。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201206/article_3.html
・静岡・国吉田物語は、周辺風景が決め手。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201208/article_3.html
・住まいの動きを考える設備計画。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201211/article_1.html
・静岡国吉田物語は実施設計へ。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201211/article_11.html
・静岡国吉田物語は、住まい手との連携が決め手。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201212/article_4.html
・静岡国吉田物語は追い込み中。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201302/article_11.html
・静岡国吉田物語・風致地区申請提出。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201303/article_15.html
・静岡国吉田物語は工事見積へ。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201303/article_17.html
・静岡国吉田物語の木拾い作業。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201304/article_6.html
・静岡国吉田物語・豊田物語、そして・恩納村物語。。。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201304/article_10.html
・静岡・国吉田物語DNAは池田山物語へ。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201305/article_4.html
・大型シャワーヘッドは、気持ち良い。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201305/article_8.html
・静岡国吉田物語・工事契約へ。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201305/article_9.html
・静岡国吉田物語・地鎮祭と白焼図。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201305/article_12.html
・ガラス待針で金物打ち合わせ。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201305/article_13.html
・柱芯に入る見えないホールダウン金物。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201306/article_11.html
・静岡国吉田物語・配筋検査と各工程進捗。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201306/article_16.html
・静岡国吉田物語はプレカット加工へ。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201306/article_17.html
・軸組落とし板壁工法と枠組み壁工法。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201307/article_6.html
・祝・静岡国吉田物語上棟。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201308/article_1.html
・静岡県産材杉の落とし壁工法の外装仕舞い。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201309/article_8.html
・落とし壁は、電気配線計画が決め手。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201309/article_10.html
・天井裏がない落とし壁工法の電気配線。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201310/article_1.html
・池田山物語は、国吉田物語のDNA継承。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201310/article_7.html
http://blog.with2.net/link.php?460485
↑よろしければ、クリックをお願いいたします。
・・・どうも、ありがとうございました。
東京・一色建築設計事務所時代より、
各ハウスメーカーや同社系列不動産と連携して
いろいろなプロジェクトを協働する機会がありました。
モデルハウスの設計から始まり、商品住宅開発、
団地開発からまちづくりに至るまで。
また、基本設計をした住まいをメーカーの設計施工システムで
創り上げるという協働もあります。
そこでは、各社のノウハウであったり、
大量生産による高品質な部品供給、
年代による性能面での拡充などなど、
独自の商品住宅としての供給システムがあり、
設計事務所の個別設計とは違った視点から
住まいを考える機会となります。
掛川にあります、積水ハウスの静岡工場は、
巨大な生産拠点ですが、そこに住まいの夢工場という
ユーザー体験型の施設があります。
今回、縁あって視察する機会があり、
久しぶりに、積水ハウスの住宅について勉強させていただきました。
歴史年表の中に、1980年代の一色時代のプロジェクトの
写真などもあり、懐かしく拝見しました。
私も、東京時代21年、静岡に居を移してから19年、
静岡でも、メーカー住宅や企業住宅の
商品開発に携わりましたが、
また新たな出逢いと共に、
いろいろな面でお手伝いができればと思います。
メーカー住宅であっても、設計事務所の住まいであっても、
住まい手目線は同じですから。。。
http://blog.with2.net/link.php?460485
↑よろしければ、クリックをお願いいたします。
・・・どうも、ありがとうございました。
住宅の屋根は、全体が見える所と
部分が見える所があります。
この部分が見える所、
これが実は、屋根以上に目に停まり、
住宅の雰囲気を決めてしまう軒裏・軒先でしょう。
断熱等級ばかりが目立ちますが、
それと同時に、平均日射熱取得率η(イータ)Aも重要。
そのためには、窓のペアサッシによる断熱化と共に、
庇による遮蔽が欠かせません。
外部の簾や緑のカーテンが有効なように、
古来から、そういう工夫がありましたが、
いままさに、そうしたことが再認識され、
数値化されて、住まいの省エネをサポートしています。
その屋根の深い庇、そこには屋根裏換気の
外気の取り入れ口でもあります。
この通気がなければ、その省エネも成り立ちません。
屋根裏に溜まった熱気が、内部環境に影響し、
また、高温結露の原因にもなります。
通常は、穴の空いたケイカル板を適度に設けて、
それ以外を、既製品の軒裏材で、が一般的。
私の場合は、木を張ることが多いのですが、
ときには、OSB合板も使用します。
合板で大丈夫?という気もするでしょうが、
自邸でも実践していますが、20年経っても問題ありません。
その辺りは、また次の機会に・・・。
軒裏に張る木は、米松板厚10mmが多いですが、
これに、ステンプルーフ(コシイ)という
撥水性の高い防腐防虫の保護材を塗布します。
http://www.koshii.com/sp/
キシラデコールという同材も。
http://www.xyladecor.jp/
もちろん、防火性能を考えて
その下に、耐火板厚12を併用しています。
こうした軒裏では、既製品の通気口
というわけにはいけませんから、
防虫用のサランネット(網戸材)の上に、
アルミパンチングメタルを米松材で留め付け、
軒裏の質感と一体となった通気口を製作しています。
住まいの質感はそれぞれですが、
これは、ちょっと上級仕様とはなりますが、
その住まいの質にあった軒裏造りも必要です。
http://blog.with2.net/link.php?460485
↑よろしければ、クリックをお願いいたします。
・・・どうも、ありがとうございました。
本日6/3(土)、静岡市内の一部地域限定となりますが、
アトリエMアーキテクツの住まい紹介が配布されます。
これらの住まい見学をご希望の方は、下記までご連絡ください。
一級建築士事務所アトリエMアーキテクツ 代表 松永 務
〒422-8005 静岡市駿河区池田626-2
TEL 054(208)2650 FAX 054(208)2649
メールアドレス:macchan@mva.biglobe.ne.jp
http://atelier-m-architects.at.webry.info/
http://facebook.com/tsutomu.matsunaga
今回は、大型住宅とJパネル住まいの二本立て。
どちらも、表扱いですが、
それぞれの写真で、イメージが伝わればと思います。
Jパネル、JPウォールは、
いつもお世話になっている、島田市の丸天星工業さんとコラボ。
http://marutenboshi.blogspot.jp/2017/05/jp.html
さだまさしさんの詩島再生計画でも、
母屋棟・管理棟が、このJPウォールによって、
構造補強の耐力壁と仕上壁が一体でリフォームされています。
・さだまさしの詩島と静岡県産杉材Jパネル
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_3.html
・さだまさしの詩島とJパネル家具製作
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_4.html
・さだまさしの詩島と母屋棟屋・ひかり井戸断熱開口部
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_7.html
まっさん旅日記「大改造!!劇的 ビフォーアフター」 さだまさし拝
https://ameblo.jp/sada-masashi-official/entry-12260175624.html
大改造!!劇的ビフォーアフター2017.4.2 OA.
長崎・さだまさしの詩島再生計画
http://www.asahi.co.jp/beforeafter/d00185gksw.html
http://blog.with2.net/link.php?460485
↑よろしければ、クリックをお願いいたします。
・・・どうも、ありがとうございました。