浴室を創るということ。
投稿日:2010年09月24日金曜日 03時45分49秒
投稿者:アトリエMアーキテクツ カテゴリー: 住まい設計
ユニットバスを使わない。
このことは、常に防水対策、湿気対策に
最大限の注意を払う設計・施工が必要となります。
ユニットバスを使えば、
それらのことは、設備的に対応済み、
かつユニットバスによる保温効果も期待できます。
ではなぜ、その浴室をあえて採用しないで、
在来浴室を創り続けるのか。
これは、浴室がリラクゼーション空間で
あり続けるためには、
天井の素材が『木』でなければ、
という信念にも似た感覚のため。
浴室で、フウッと見上げたその先に、
優しい木材の表情が見える、
それを必要と思えばこそ。
それが、塩ビであっては・・・と。
木材の場合、すぐに桧が頭に浮かびますが、
桧では、カビが生えてきます。
私の場合は、20年来米杉を使用。
さらにAAC加圧注入処理をおこない、
さらに、撥水塗装を施します。
その他では、ヒバ材でしょうか。
こうすることで、20年経っても
大丈夫な木の天井を創ることができます。
しかし、それとて換気に
気を配ることは必要不可欠なお話し。
そうした維持管理の心遣いをすれば、
極上のリラクゼーション空間が保たれます。
人気blogランキングに参加しています。
↑よろしければ、クリックをお願いいたします。
・・・どうも、ありがとうございました。
にほんブログ村
- 記事投稿者情報 ≫ アトリエMアーキテクツ
- この記事へ ≫ お問い合わせ
- この記事のタグ ≫ アトリエMアーキテクツ