外構の決め所も急ピッチ・図面よりも現場での感覚が大事
投稿日:2022年02月21日月曜日 12時21分40秒
投稿者:アトリエMアーキテクツ カテゴリー: 住まい設計
外構工事は住まいの外装ができあがって、
足場が取れての終盤から本格的に始まりますが、
昨年の12月から始まった外構準備から工事に入ってはや3ヶ月。
もちろん、毎日工事に入っている訳ではありませんが、
その間に以下のような作業を施工者、造園屋さんと共におこなっています。
1.二年前に移植保存した樹木の生育状況の把握と位置選定
2.着工時にあらかじめ選定し、各所におおまかに配置した大庭石の位置決め
3.二年前の解体工事時に既存庭内に取り置いた庭石や敷石再配置
4.二年前に解体した旧宅の軒瓦の縁取り
5.二年前に解体した旧宅の平瓦の割り敷き込み
6.新規植栽の樹形樹種の造園屋さん現地選定と確認
このように二年前の旧宅の解体時に遡るほど、
今回のお住まいには、住まい手の歴史を重ねた
様々な素材が再生されています。
また大きな重機での移動しかできない大庭石は、
先行してレイアウトを決めておいて、
地盤改良の重機が入る時に、お願いして引っぱって移動していただきました。
図面上では、そのレイアウトが描かれていますが、
やはり外構植栽については、現場での造園屋さんや監督の感覚も大事。
樹形や庭石・踏み石の向きや方向、
さらに、配置換えした方がしっくり来るとか、
現場での感覚で、配置を図面から修正してもらい、
私が現場で、さらに微調整したり、
もう少しこうしましょう・・・
それなら、こうはどうでしょうか?
こうして三者の想いがよりより外部空間へとできあがっていきます。
なかなか経験できない、貴重なお話ができて、
こちらも大変勉強になりますし、本当に奥が深い世界です。
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・・・どうも、ありがとうございました。
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