2012年 8月の記事一覧
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北陸方面の皆さん、お会いできるかも。。。
めったに聞けない講演・・・、だそうです・苦笑。
北日本新聞社『増改築リフォームセミナー』
・講演テーマ:リフォームにおける設計手法
豊かな住まいへの再生は、光・通風・素材感から
・2012年8月26日(日) 13:30~15:00
・高岡テクノドーム2F会議室
http://goo.gl/maps/p1Ir
富山県高岡市二塚322番5
・主催:北日本新聞社 共催:石友ホーム(株)
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・大改造!!劇的ビフォーアフター
夏の2.5h拡大版スペシャル『窓を開けてはならない家』
http://asahi.co.jp/beforeafter/list/d00097wmlo.php
その放映より、はや一ヶ月が経ちました。
苦楽を共にしたチーム八丈島は、
また、各々の担当現場へ、全国に散って、
また、過酷な業務に邁進中・・・だと思います。
私は静岡を中心にした、平穏な業務に復帰・笑。
こういう状況では、なかなかスケジュールが
合いませんでしたが、
この度、チーム八丈島再集結 in 磯貝丸の内で打ち上げ。
久しぶりに、メンバーにお会いできるのも楽しみです。
こういう状況での再会なら、大歓迎。
また、八丈島にスペシャルチームを派遣していただいた、
ソーラーフロンティアさん。
奇しくも、番組スポンサーになられましたが、
その本社でも、別途スペシャルチーム合同打ち上げ。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201207/article_19.html
私と同期上層部からの縁でしたが、
こちらも、久しぶりの再会です。
その前に、すぐ隣のガンダムフロント東京にも寄ってみるか...
http://gundamfront-tokyo.com/jp/
スタジオ収録のスペシャルな写真やDVDも到着して、
チーム八丈島再集結の旅でございます。
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湿気のこもらない押入棚を作るため、
私の在庫品の米国製既製品ガラリを提供して、
製作しましたのが、このガラリ棚。
これは、ベントウッドという連結式の既製品ガラリ。
一色建築設計事務所では、当時日本に上陸した、
米国・シアトル生まれの
アウトドアショップ・エディーバウワー(Eddie Bauer)の
店舗設計を、一手におこなっていて、
その内装に使用する輸入建材のストックが、
輸入会社の方にありました。
http://www.eddiebauer.jp/shop/index.html
ある程度のところで、棚卸しをしたのですが、
その時に、いただいたのがこのベントウッドというガラリ。
米国では、現しの天井の被いとなるルーバー材として、
よく使用されているものですが、
今回は、それをカットして互いに組み合わせ、
ガラリ棚として、再生し活用しています。
既製品じゃなければ、手間が掛かりますが、
これは、簡単にアジャストできます。
この他には、広間入り口脇のひかり壁や
風の道の通風用ガラリ建具として、
各所に、効果的に使用されております。
もう20年以上前にアメリカからやって来て、
東京から静岡で18年以上を過ごして、
八丈島で使命を全うする・・・。
こんな、壮大な物語が、番組ではすべてスルー。
これこそ、何ということでしょう・・・。
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すべからく住まいの中での通風計画は、
光の取り入れ方と共に、重要な要素となります。
引き戸や欄間建具の使用は、
その補助的な役割でもあります。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201112/article_9.html
今回の八丈島では、その『風の道』を、
住まいのリフォームの骨格として据えています。
まず、玄関から中廊下、広間へと通じる空間を利用して、
東西に吹き抜け空間を設けて、
『風に道』となる空間を確保します。
中廊下上部には、光を取り入れるトップライトを設けましたが、
八丈島の強烈な太陽光を和らげるために、
Low-E型断熱トップライトの天井内側に、
中空型ツインカーボ厚6を二枚合わせにして設け、
トップライトとツインカーボの間の空気層にも、
断熱性能を持たせています。
こうした上で、室内の床レベルとの温度差による対流、
玄関脇の通風小窓、厨房勝手口の通風扉からの風の導入で、
上昇気流の流れを作り、
それを、東西高窓として設けられたオーニング窓から
外部に排出する、一連の『風の道』を創り出しています。
このオーニング窓は、電動型と高所オペレーターの
両種類があるため、玄関上と厨房上で
使い分けています。
小屋裏への階段に立って、この窓を開閉すると、
ス〜っと、風の流れが起こり、
すぐにその効果を体験できます。
漁具室の屋根庇下に設けた地窓を開けると、
その効果は、さらに高めることができます。
こうしたローテクを組み合わせることで、
住まい全体の通風計画が、成り立つことが大切です。
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まだまだ続く、2時間半スペシャルの
裏舞台・・・、いや、建築談義。
住まいの前面横に立つ、漁具小屋。
本体と夫唱婦随の漁具小屋は、
漁師のご主人にとっても、住まい同様に重要な場所。
しかしながら、本体と同じ木造では、
とてもコストがあいません。
そこで、一連の単管パイプ工作物として、
作業性や資材の流用性を考えています。
http://www.ashiba-pipe.com/
基礎を兼ねるコンクリート土間は、
雨水に流入を防ぐため、周囲と内部で段差を設けています。
単管の柱は基本的に、この土間にアンカーされていますが、
強風域である八丈島の気候を考えて、
外周は、二重の柱による構成としその間に、
溶岩石を詰め込んで、重し替わりに使用しています。
そして、これが調湿効果のある腰壁の役割を果たし、
通風できることによって、その効果が高められます。
問題は、屋根とその防水でしたが、
幅200mmの杉板を母屋とタル木、屋根材とし、
さらに、それを三枚割りした押し縁で、押さえます。
防水ですが、ここではテントの白い生地を挟んで、
防水の役割を持たせております。
中央のトップライト部分は、
外部に使用しても黄変劣化しない
AGC旭硝子社製の耐候性シート厚8を使用していますが、
これは、基礎カバーでも、使われております。
これは、高価な材料ですが、いつもご縁のある
AGC旭硝子さんに、ご協力いただいております。
http://www.agc.com/polycarbonate/siyourei.html
単管、溶岩石、杉板、テントだけの
単純な構成ですが、図面化して、
施工側との協議、溶融亜鉛メッキ単管の仕上塗装と、
見た目以上に、手間と労力をかけて、
すっきりしたデザインとなっています。
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八丈島・廣江家の基本内装材は、モイス。
実に色々な性質を持った多機能素材です。
珪酸カルシウムに、バーミキュライトという鉱物を
加えて形成され、以下のような特徴があります。
http://www.moiss.jp/whatmoiss/index.html
・ホルムアルデヒドの吸着、分解。
・高い調湿機能。
・優れた加工性と施工性・・・曲げ加工も可能。
・優れた防火性能。
・手軽なメンテナンス・・・拭き取りや消しゴムで汚れ落とし
・耐力壁用タイプの面材は、壁倍率2.7
・優れたリサイクル素材
湿気の多い八丈島には、ピッタリの素材。
R加工のし易さも、インテリアのアクセントとして、
あのラウンジピット上部の小屋組吹き抜けへのR天井として、
豊かな空間構成に一役買っています。
ちょっと、分かりにくかったので、
大工さんの苦労の跡を、お披露目。
さらに、今回私が注目したのは、そのリサイクル性。
施工過程で、出た端材は、専用の通気袋の入れて、
床下に置けば、そのまま調湿剤となります。
またこの材料は、粉砕後に、土に返すことができます。
主成分が、石灰、シリカは、ミネラル肥料となり、
バーミキュライトは、有機質肥料の保持剤となり、
やがて、風化して土に還ります。
http://www.moiss.jp/whatmoiss/05.html
三菱マテリアル建材並びに、三菱商事建材に、
お世話になりました。
ここに、あらためて御礼申し上げます。
こちらのメーカーHPでも、アップされています。
http://www.moiss.jp/topics/index.php?seq=376&listy=2012&page=1&num=96
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